寝かしつけを始めてからもう 1 時間以上が経つのに、全く寝るそぶりナシ!
寝たふりしても、おもちゃ持ち出してそばで遊んでるし・・・

もーいいかげんにして~!!(T_T)


新生児の頃は、わりとよく眠ってくれていた我が家の坊ですが、
生後4ヶ月頃から、徐々に寝かしつけに苦労するようになりました。

一度寝かしつけても、深く眠りにつけないようで何度も起き、
ひどいときは、1時間おき!(涙)
もう寝かしつけ疲れで、くたくたでした。

子供には日頃、やさしく接したい気持ちでいるのですが、
睡眠不足でイライラすると、そういう気持ちになれないこともあって、葛藤の日々。

このままじゃ精神状態が持たない!と、育児相談を受けたり、
一人でちゃんと寝ているお子さんがいるママ友に相談したところ、
どうやら赤ちゃんの寝かしつけにはコツがあったのです。


そこで今回は、赤ちゃんの寝かしつけ方法のコツ 10 つ

私も藁にもすがる思いで続けたところ、苦労の甲斐あって、
1 歳になる前には、布団に入るとスッと寝てくれるようになったのです(嬉涙)

同じように、寝かしつけで苦労しているお母さんの参考になりますように!
という思いで、この記事を書きました。

これならできる!というものから、ぜひ取り入れてみてくださいね。







赤ちゃんの寝かしつけ方法!スッと寝かせるための10つのコツ

1.寝る前にすることをルーティン化する

夜にすることは、毎日同じ流れでするのがおすすめ。

お風呂のあとは歯磨き、など、
『〇〇の次は、✕✕』がわかっていると、子どもは安心します。


そして、寝る前の儀式が決まっていると、寝かしつけも楽になります。

例えば、絵本を読む、一緒に歌を歌う(月齢の小さい赤ちゃんには子守唄)、お風呂、
スキンシップ、静かにできる遊び(ぬいぐるみにおやすみツアーをする)などなど・・


うちでは、お風呂→パジャマに着替える→歯磨き→絵本の読み聞かせ、という流れ。

1歳前には定着して、絵本の読み聞かせが始まると、
おもちゃで遊びだしたり、走り回ったりすることはなくなり、
ちゃんと布団に入ってきてくれるようになりました。





2.お昼寝時間を減らす

赤ちゃんによって必要な睡眠時間は違いますが、
長すぎるお昼寝は、夜の睡眠に響きます

夜にしっかり疲れて、布団に入るとすぐに眠りにつけるように、
お昼寝はほどほどに切り上げるのが◎


お昼寝時間の目安は、
生後2~8ヶ月約2時間30分
生後9ヶ月~3歳約2時間

※生後2~8ヶ月の朝寝の時間は、含んでいません。





3.『夜』モードに切り替える

私たち大人は、夜でも電気をつけて過ごすことが多いので、
子どもが同じ部屋にいると、体内時計はいつまでも昼間だと勘違いしてしまいます。

寝る時間がきたら、寝室に入って電気は消しましょう


極力小さな声で話すようにすることで、
子どもは『今は遊ぶ時間じゃなくて、寝る時間なんだ』と学習します。

また、夜はおむつは大き目のサイズを使うようにして、
夜中のおむつ替えは極力控えた方がいいです。


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4.日中に体をしっかり動かす

日中、外の空気を吸って適度に太陽の光を浴びることは、
夜に良質の睡眠を誘います。


うちの場合、寝つきが良くて、夜中も比較的長く寝てくれたときは、
たいてい、中にハイハイや伝い歩きで、しっかり体を動かした時でした。


2歳の今は、家の中でも外でも外で走り回った日は、やはり寝つきが良いです。
プールで泳いだ日は、お風呂まで待てず、服のままで寝てしまったことも!

逆に、雨で1日家にいるような日は、
お昼寝をしてしまうと、夜眠くなる時間が遅くなります・・(/_;)



注意することは、どんな1日を過ごした日でも、寝る前に体を使った遊びをしないこと!
興奮して寝つきが悪くなってしまいます。





5.寝室の理想的な室温は16~18℃

赤ちゃんや小さい子供は、体の体温調節システムがまだできあがっていません。
特に、暑すぎる室温は深い眠りを妨げます!

心地良く眠るための、最適な室温は、16~18℃です。





6.ぬいぐるみやお人形のお友だちを作る

お気に入りのぬいぐるみや、お人形ができると、寝かしつけがすごく楽になります。

夜中に目が覚めても、そばにぬいぐるみがあると、
「一人じゃない(*´ー`*)」と安心して、また眠りについてくれます。

月齢の小さい頃から、いつもそばにぬいぐるみがあるという環境を作っておけば、
赤ちゃんは「寝るときには、このぬいぐるみが一緒!」と、覚えてくれますよ。

その場合、1つだけでなくいくつかあると良いですね(^O^) 
万が一紛失した時、寝られなくなって大変ですから・・!


赤ちゃんの頃からの坊のねんね友達は、ラブラドールとロバのぬいぐるみです♪

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7.夜中に目が覚めても一人で眠りにつけるよう練習する

夜中に目が覚めた時に自分で眠りにつくには、練習が必要です。


これは、月齢の小さい赤ちゃんの時に始めるほど、効果があります!
「グズグズ・・・」と泣き始めても、すぐには手を差し伸べず、しばらく見守ります。

泣いてすぐに対応していると、赤ちゃんは誰かの助けがないと眠れなくなってしまいます


・・・って言うのは簡単ですが、私はこれに一番苦労しました(-_-;)

私はこの法則を知らず、月齢の小さいときから、泣いたらすぐに対応していたので、
それが癖になってしまい、生後半年からでは通用しなかった(泣)

子供が安心するものを、とにかく探しては試しました。

たとえば、
  • ママが着ていた服をそばに置く →ママの匂いで安心させる効果

  • 頭をそっと押さえる →お腹の中にいた頃を思い出して、安心する

  • おでこをそっとなぞる →触れられているという安心感


これは生まれた時の状況や、その後の赤ちゃんの過ごし方によっても変わってくるので、
諦めずに色々探してみてください!




8.日中に怖いことがあったときは不安を取り除いてあげる

月齢の小さい赤ちゃんは、まだ、暗闇への不安というものを持っていません。

しかし、大きくなるにつれて、日中にあった怖いことや、絵本やお話などに出てくる、おばけや怪物などを思い出して、眠れなくなることが出てきます。

寝かしつけの時に、おまじないをかけてあげたりして、
不安を取り除いてあげましょう。




9.日中にしっかり食べさせる

夜中の授乳/ミルク(栄養面に限って)が必要なくなる時期は、赤ちゃんによって違います。

月齢の小さい赤ちゃんの場合、夜中に泣いて起きる子は、
おなかが空いているのか単に寂しいのか、判断がつきにくいものですが、
授乳間隔がまだ決まっていないうちは、お腹が空いて泣くことも多いです。


また、月齢が大きくなるにつれて、
遊びに夢中で食べることを忘れていることがあります。
この時、食事のタイミングを子どもに任せていると、夜中にお腹が空いて目が覚めてしまうことが!

日中の食事の時間は親がしっかりリードして、十分な量を食べさせるようにしましょう!




10.寝室を心地よいものにしてあげる

ベッドやお布団は、子どもにとって静かでやすらげる場所であるべきです。

決して、食事をしたり、叱ったりする場所と同じにしないようにします。
子供の好きなぬいぐるみを置いたり、優しいイメージの飾り付けをしたりします。

落ち着ける場所がある、ということは、精神面にメリットになります。
寝室を、子供にとって居心地の良い場所にしてあげてくださいね。




さいごに

習慣にしていくというのは、始めは時間も労力もかかりますが、
いざ、定着すれば子供も親もお互いとても楽になるということを、
身に染みて感じています。

一人の人間を相手にするわけなので、現実はなかなかうまくいかないこともあります。
私も、最初は全然うまくいかなかったし、かなり時間がかかりましたが、
続けていくうちに、習慣化することができました。


やっぱりスッと寝てくれるようになると、本人も楽だし、
なによりも母親としても精神的な負担がかなり減ります。
ゆっくり、子供の寝顔を見ながら幸せな気持ちに浸る余裕もでてきます(*^_^*)


ちなみに、自我が芽生えてくる1 歳 ~ 2 歳児の寝かしつけ方法については、
子供の寝かしつけ方法!1歳~2歳児にオススメする3つの習慣でまとめています。

お子さんが大きくなられた時のことを想像しながら、
こちらもぜひ読んでみてくださいね。




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