親にとって子供がすやすや寝てくれている時間は、暮らしのオアシス!
寝かしつけたあとに、一息ついてお茶を飲んだり本を読んだり、
静かな時間を堪能できるのは、今日 1 日頑張ったご褒美ですよね(*´▽`*)!
・・でも、寝かしつけが上手くいかない時というのは、
やり場のないイライラが募るもの。
そこで今回は、
1歳・2歳児に効果の高い寝かしつけ方法をまとめました。
私は坊が生後 4 ヶ月頃に、寝かしつけにものすごく苦労したのをきっかけに、
寝かしつけの習慣を続けてきました。
▶赤ちゃんの寝かしつけ方法!10つのコツでもうイライラしない!で書いています。
この習慣をずっと続けてきましたが、
坊の成長とともに徐々に変化したことがあったので、
ここでは、2 歳の今やっている寝かしつけに効果を感じているものを紹介します。
1 歳 ~ 2 歳児の寝かしつけで苦労しているお父さん・お母さんに、
ぜひ参考にしていただけたらと思います。
子供の寝かしつけ!1 歳 ~ 2 歳児におすすめの方法
親のペースで、ある程度なんとかできた赤ちゃん時代と違い、1 歳 ~ 2 歳になると、自由に動けて、自分の意思を表現できるようになります。
となると、無理やり寝かせようにも、
眠くなければ布団から飛び出しては、
「眠くない!遊びたい!」なんて反抗されて、親もヘトヘト・・
そんな辛い寝かしつけの日々にさよならするために、
ぜひ、以下の 3 つに取り組んでみてください👇
- 生活スタイルを見直す
- 寝る前は親子の密な時間を過ごす
- 決して焦らない!
生活スタイルを見直す
1. 朝起きたら朝日を浴び 夜は静かに過ごす
朝はカーテンを開けて子供を起こし、陽の光を浴びさせることで、
夜に、メラトニンという 睡眠を誘発するホルモン がしっかり分泌されます。
このホルモンは、
朝の光を浴びてから 14 時間後 に多く分泌されると言われています。
例えば、朝7時に起きると夜の 9 時くらいからホルモンが出始めます。
ただこのメラトニン、
いくら朝しっかり光を浴びても、夜に明るい場所にいれば出てきません。
遅くとも寝る 1 時間前くらいからは、蛍光灯の強い灯りは消し、
ほの暗い 間接照明 にして、静かな環境で過ごすようにしましょう。
2. 起きる時間はできるだけ毎日同じにする
起きる時間が毎日バラバラだと、体内時計が狂い、
時差ボケのような状態になってしまいます。
起きる時間を同じにするのが難しい場合は、
1 週間を通して、プラスマイナス 2 時間以内に抑えます。
また、子供が寝てくれていると、朝の家事がはかどるからといって、
いつまでも寝かせておくのも、夜眠くなる時間が遅くなる原因になります。
遅くとも 8 時までには起こしましょうね。
寝る前は親子の密な時間を過ごす
夜寝る前の時間を、親子の密なひとときを過ごすことで、子供はリラックスして、安心して眠りに入る準備ができます。
スマホでメールチェックやネットサーフィンしながら、
寝かしつけするのは、ご法度!
私は、片づけたい家事が残っていても、
寝る前は子供とじっくり過ごす時間!と割り切って、
それに集中するしかない状況を作るようにしています。
それが、絵本の読み聞かせとマッサージです。
それぞれにコツがあるので、一つ一つ紹介していきますね。
1. 最後に読む絵本は 登場人物が眠るシーンで終わるものを選ぶ
寝る前の絵本の読み聞かせは、お父さんやお母さんのぬくもりをそばで感じ、
子供の興奮した気持ちを落ち着かせてくれるので、
体を寝る準備にもっていくのに、とっても効果的。
子供の選んでくる絵本を一通り読み終わったら、
最後は、登場人物 (人でも、動物でも) が、
眠るシーンでお話が終わる絵本を読みます!
私は、最後の絵本を読む時に、
「じゃぁ、これを最後に読んで一緒に寝ようね」と言ってから読み始めています。
そして、最後に眠るシーンのページで声を潜めて読み、読み終わったら、
「 (絵本の) ◯◯ちゃんも寝たし、△△ (子供の名前) も寝ようか。」
と声をかけると、素直に「うん」と言ってくれます。
我が家で 1 日のフィナーレに読む絵本は、
- 「こぐまちゃん おはよう」 わかやまけん 作
- 「まて まて まて」 ましませつこ 絵
- 「くまのテディちゃん」 グレタ ヤヌス・H 作
- 「さよならさんかく またきてしかく」 松谷みよ子 作
- 「おやすみなさい おつきさま」 マーガレット・ワイズ・ブラウン 作
の中から 1 冊。
お子さんの性格や状況によって、
ぜひ絵本を読む前・読んでいる時・読んだ後の言葉がけを、
気にしてみてくださいね。
2. マッサージをしてあげる
マッサージによるリラックス効果で、高ぶった神経を抑えられるだけでなく、
スッと眠りにつくのを助けて、深い眠りをもたらしてくれます。
子供のマッサージには、ツボをピンポイントに押すというより、
ツボの周りを中心にやさしく撫でる、という感じで十分ですよ。
おすすめの場所は、耳、足、おでこと眉毛です。
パジャマを着せたたまま、気楽に行いましょう!
◆耳のマッサージ
耳や耳の回りには、リラックス効果を高めたり、
睡眠の質をよくするツボが、集まっています。
例えば、安眠(あんみん)。
その名のとおり、快眠・熟睡に効果的なツボです。
ツボの場所は、耳の後ろにある骨の出っ張りの下から 1 ~ 1.5 cm ほどのところにあります。
まず、耳たぶを指でもみもみしてあげたあと、
( 自分の耳を揉むと分かりますが、これがまた気持ちいいんですよ~(^^) )、
安眠のツボの辺りを軽く押すと、ウトウト効果が高いですよ!
◆足のマッサージ
足にも、自律神経をととのえるツボがたくさん集まっていて、
リラックス効果があります。
パジャマのズボンをまくりあげながらでいいので、
足裏からももまでをマッサージ。
手のひらでさするように全体を押していき、マッサージします。
子供の様子を見ながら力加減は調整して、気持ちよさそうにしていれば OK ですよ。
マッサージのやり方は、下の動画 2 分 58 秒頃からの、
【足の甲からすね、足裏からふくらはぎ・もものマッサージ】が、
とても参考になります🌟
https://youtu.be/zVeaXhmCeVM?t=2m58s
◆おでこと眉毛
これはかなり多くの子供に、効果があるようです!
坊も例外ではなく、おでこと眉毛を優しくなでであげると、
みるみるうちにおとなしくなり、眠ってしまいます。
おでこは、髪の生え際を含めて、円を描くようにゆっくりマッサージ、
眉毛は、毛の生え方に沿って指でなでていきます。
これは、目のあたりを触ることで自然と目が閉じることや、
お母さんのにおいや触られている安心感が、
眠気をそそるからじゃないかなーと、思っています。
――――以上、おすすめの場所を紹介しましたが、
1 日に全部やる必要はないです。
子供と一緒に横になって、その時に一番やりやすい場所を
ゆっくり重点的にしてあげるだけで良いのです。
マッサージに慣れていないお子さんは、
くすぐったがったり、嫌がることもあるかもしれません。
その場合は、手のひらを優しく押してあげるところから始めてみてください。
手は、普段お父さんやお母さんとつなぐことが多いので、
抵抗を感じにくいと思います。
決して焦らない
そして、一番大切なのは、寝かしつけをするお母さんの心構え。「早く寝て欲しい!」
「この子が寝てくれたら、◯◯ができるのに!」
と、焦って寝かそうとしている時って、子供に焦る気持ちが伝わるようで、
全然寝てくれず、こちらもイライラ MAX で悪循環。
「寝るまで付き合うか」
「一緒に寝てしまったら、それはそれで仕方ないや」
なんて、腹を据えるのが、結局早道です。
さいごに
毎日、運任せ・力任せ・・そんな行きあたりばったりの寝かしつけを続けていると、
生活のリズムを乱すばかりか、親も子供も疲れ果て情緒不安定になってしまいます。
親の言うことが理解できるようになってくる頃なので、
頭ごなしに怒鳴ったり、力任せにするのではなく、
できるだけ言葉で伝えたり、スキンシップをとる方が賢明です。
この記事が、お子さんの寝かしつけのお役に立てますように・・!