離乳食が始まって1ヵ月。
1回食も軌道に乗ってきたし、そろそろ2回食へ進めようかな!
今回は、離乳食中期(生後7~8ヶ月)の進め方についてです。
どんなものが食べられるようになる?
手づかみはいつから始めるの?
離乳食を作るときのコツってあるかな?
この時期に気を付けることは・・?
なんて疑問をもっている、あなたのお役にたてるはずです♪
離乳食中期の進め方一覧表
1日2回。 その後母乳、もしくはミルク 2回目の時間は、夕方の授乳に合わせるのがオススメ。 大人の食事の準備と一緒にできるので、献立に変化がついて色んな食材を食べる工夫が出来ますよ。 |
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食べる量は少なくても、 1回の食事に、なるべく穀物、たんぱく質、野菜をそれぞれ1~2種類 取り入れていくようにします。
※参考資料・・・厚生省「離乳食の進め方の目安」
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料理によって、塩、砂糖、醤油、バター、チーズなどで味付け。 ただし、風味をつける程度で、薄味を心がける。 中華スープやブイヨンを少量使って、味に変化をつけてみても。 |
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離乳食中期~手づかみ食べはいつからさせる?
小さい手で、パンやビスケットをつかんで必死でかぶりついている姿、かわいいですよね(*^_^*)
手づかみは、手で食べることと、噛むことの練習になるので、
積極的にさせたいところ。
赤ちゃんが自分から自然にはじめることが多いですが、
その兆候がない時は、歯が生えてくる頃が、ひとつのタイミング。
生後7ヶ月頃から、歯が生えはじめる赤ちゃんもいます。
よだれがいっぱい出て、口の中をむずがるようなしぐさをしたら、
歯固め用にパンのみみや、固めのビスケットを渡してみましょう(^^)
食べている間は、喉の詰まらせないように、必ず傍でみていてくださいね。
ただし!嫌がる時は無理じいする必要はありません。
赤ちゃんの意思を、尊重してあげてくださいね(^^)
離乳食中期の料理のコツ
中期からは、食べられる食材が少しづつ増えていき、離乳食からも栄養をとるようになります。
ただ、食材をやわらかく調理して、
すりつぶしたり、みじん切り、ほぐしたりするにしても、
茹でたり蒸しただけの食材は、パサついて食べにくいですよね。
そこで・・・
片栗粉を使いこなす!
だし汁で作って、片栗粉でとじる調理法がおすすめ。
片栗粉は、トロミがつくことで、口当たりが滑らかになり食べやすくなります。
食材から出た栄養分も取り入れることもできるので、うってつけです!
ぜひ、上手に利用してくださいね♪
離乳食中期から始める食育~この時期に気を付けたい4つのこと
最後に、離乳食を赤ちゃんにあげるときに、気を付けておきたいことを紹介します。1.赤ちゃんに合った食事いすを用意する
おすわりができるようになったら、上体を起こして、
足がぶらつかないように、足場をつくってあげると、安定しますよ。
ハイチェアなら、成長段階によって足場が変えられるタイプがおすすめ!
2.赤ちゃんへの声掛けを忘れない
「はい、あ~ん!」「パクッ」「モグモグ」などの声掛けをしながら、
スプーンを赤ちゃんの口元へ運びます。
この頃からしっかり噛む癖をつけておくと、後が楽ですよ。
大人が一緒にモグモグして、噛む見本を見せてあげましょう♪
赤ちゃんの唇の端が左右に伸び縮みしていれば、モグモグできている証拠です(^^)
3.スプーンは舌の奥まで入れない
赤ちゃんは、スプーンから取り込んだ食べ物を、
舌で上顎(あご)に押しつぶして、唾液と混ぜて味わってから飲み込みます。
このとき、舌の中央や奥までスプーンで食べ物を入れてしまうと、
押しつぶさず、反射的に飲み込んでしまいます!
そこで、
スプーンの先に食べ物をのせ、赤ちゃんが口をあけたら、少しだけスプーンを入れて、
赤ちゃんが自分で、上唇を使ってこすり取るのを待つようにします。
4.コップで飲む練習を始める
この時期から、だんだんと上手に飲み込めるようになってきます。
赤ちゃんの機嫌がいいときに、コップで水を飲む練習をはじめましょう。
コップで水を飲むことは、口の中に残った食べかすなどを、
きれいにする効果もあるんですよ。
(哺乳瓶やストローからだと、直接喉に飲み物が入ります)
さいごに
いかがでしたか?調理に手間のかかる離乳食作りは、なかなか大変ですが、
食べてくれると喜びもひとしお!(○^^○)
ただ、大人と同じように、赤ちゃんの食欲も日によってばらつきがあります。
良く食べる日もあれば、そうでない日も・・。
紹介した量などはあくまで目安ですので、
こだわりすぎないで、赤ちゃんの様子を優先しながら、一歩一歩進めていきましょう(^^)