寝てばかりだった赤ちゃんが、少しずつ起きている時間が長くなり、
寝返りが出来るようになって・・

生まれて数ヶ月間の、劇的な成長スピードには、本当にびっくりさせられますよね(*'-'*)

成長に感動しているうちに、気が付くともう5ヶ月。 

そろそろ気になるのが、離乳食です。
周りのママ友たちから、もう始めてるよ~なんて声を聞くと、
うちも始めた方がいいのかな?と、考えはじめますよね。


でも、早く始めるとアレルギーになりやすくなるって話を聞いたんだけど・・

それってホント?
だとしたら、いつから始めるのがいいのだろう?


今回は、離乳食を始める時期について、まとめました。






離乳食はいつから始める?

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特別な理由がない限り、目安は生後半年(6ヶ月)から


WHO(世界保健機関)は、生後半年までは完全母乳育児を、
それ以降は、母乳と並行して離乳食を与えることを、勧めています。


生後半年から離乳食が必要な理由は、
成長に必要な栄養素が、母乳だけでは補いきれないからです。


特に、鉄分は、母乳からは十分に得られないので、離乳食で摂らなければいけません。


一般に、乳児は、生後 6ヶ月間は母乳だけを摂取すべきであり、
他の食品や液体は水すらも必要ない。
その後、徐々に変化する栄養所要量を満たすために、
乳児は、2歳か2歳過ぎまで母乳を継続しながら、適切な栄養価の安全な離乳食を摂取する必要がある。


参考文献:世界保健機構(WHO)妊娠中および授乳期の食品安全と栄養 http://www.who.int/foodsafety/fs_management/No_03_nutrition_Apr08_jp.pdf


そして生後半年以降から、離乳食を始めるもう一つの理由は、
早まって離乳食を始めると、アレルギーを起こしやすくなることが、
最近の研究で分かってきたからです。

これは、赤ちゃんの内臓器官が未熟なため、
食べて吸収したものを、赤ちゃんの体や脳が異質と判断して、
その結果、アレルギー反応を起こすことがある、と言われています。


また、母親か父親のどちらか、もしくは両方がアレルギーを持っていると、
その子供にもアレルギーが出る可能性が、高くなります。


・・ただ、アレルギーを心配しすぎて、
赤ちゃんの様子に反して、離乳食を遅らせる必要はありません。

生後半年からというのは、あくまで目安。
赤ちゃんの様子をよく観察して、赤ちゃんからの準備OKサインが出た時が、
一番のはじめ時です。


ではそのサインとは? 次にみていきましょう!

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離乳食スタートのサインとは?


  • 首がしっかりすわっていて、支えてあげると座れる
  • 大人が食事をしているのを、じっと見ている
  • 食べ物を見て、よだれが出る
  • 食べ物を見せると、口をあける
  • 授乳時間が決まってきた


こんなサインが出てきたら、そろそろはじめ時。


特に大人が食事をしているところを、ジ~ッと見つめているのは、
とっても興味がある証拠。
試しに食べているものをスプーンにとって、赤ちゃんの口に近づけてみてください。


口をあけてくれたら、決定的!
赤ちゃんからの、
「ぼく(わたし)も、食べてみたいな!」のサインです。


早速明日から、始めてみては?(^^)


赤ちゃんの体と心の準備ができたタイミングで、離乳食を始めると、
赤ちゃんも嫌がらず、お互いにストレスなくスムーズに進みますよ。



うちも、生後6ヶ月から離乳食を始めました。
私たちが食事している間の視線と、よだれの量がすごかったのです(^^;

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スプーンに興味を持ちはじめた頃でもありました。



さいごに

今まで母乳やミルクだけだった赤ちゃんにとって、離乳食は大きな変化の1つ。
順調に行く場合もあれば、そうでない場合もあります。


私のお友達で、赤ちゃんが食べたがらないから、と、
2歳まで母乳のみで育てたお友達がいます。
それでも、元気に成長しているので、その子にはそれが合っていたんだと思います(^O^)


一般的には、離乳食は生後6ヶ月から始めればよい、
ということを頭にいれながら、
最終的には、赤ちゃんの様子で判断するのが一番なんですね。




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