夏の名残を感じつつも、秋の気配を感じる頃。
気温が下がって過ごしやすくなってきたはずなのに、
なんだか体がだるい・・(p_-)
本格的な夏の疲れを感じる頃でも、あります。
ただ、夏の疲れと言えば、暑さによる体の疲労がほとんどと思いきや、
実は、夏休みのお出かけなどで、慣れない土地や人混みなど普段と違う環境で過ごすことで、
知らず知らず精神的な疲れも溜まっているもの。
そこで今週は、体力的にも精神的にも参っている家族のための、
夏の疲れを癒す食材を使った献立1週間です(^^)
- 月曜日:ポークビーンズ
- 火曜日:鮭のムニエル タルタルソース添え
- 水曜日:鶏肉の香味焼き
- 木曜日:ひき肉カレー
- 金曜日:あさりのチャウダー
- 土曜日:しめじのリゾットライス
- 日曜日:豆腐といわしつみれ鍋
暑さで弱った体や、冷たいものの飲み過ぎ&食べ過ぎで、
お疲れ気味の胃腸を回復させてくれるのが、タンパク質!
今回は、そんなタンパク質を多く含む、
大豆製品、肉類、魚介類、卵類、乳製品をふんだんに使ったメニューです。
さらに、タンパク質の消化吸収を助けるために、
オクラや納豆、山芋のネバネバ食材を副菜 (おかず)として、積極的に取り入れてます。
なんとネバネバ成分のムチンは、
胃の粘膜を保護して、弱った胃を守ってくれる優秀な食材なんです(^^)!
これを利用しない手はないですよねっ。
そして、精神的な疲れからの回復を助けてくれるのが、ビタミンB群。
特に、ビタミンB1、B6、B6を積極的に摂ることで神経機能が安定して、
疲れにくくなります。
ビタミンB群は、
穀物 (胚芽米、玄米)、肉 (豚肉)や魚、大豆製品や乳製品などに多く含まれていますよ。
疲れているからと言って、すぐに栄養ドリンクやサプリメントに頼るのではなく、
食事を意識すると、心と体の栄養が整えられて健康的に体を楽にしてくれます♪
では、早速献立ですー!
2歳児の夕食献立~夏の疲れから回復メニュー!
月曜日の献立:ポークビーンズ
- 【主食】ご飯
- 【主菜】ポークビーンズ (大豆水煮、玉ねぎ、にんじん、ベーコン)
- 【副菜】ほうれん草ともやしの卵炒め
- 【副菜2】ポテトサラダ (じゃがいも、きゅうり、にんじん、コーン)
ポークビーンズ:
油を薄く敷いた鍋でベーコンを炒めて、脂が出てきたら玉ねぎ、にんじんを炒めます。
小麦粉を小さじ1入れてさらに炒め、
大豆水煮2カップ、水200cc、洋風ブイヨン1個、ケチャップ大さじ3、ウスターソース小さじ1を入れて、水気がなくなるまで煮込んだら完成♪
子供が苦手じゃないなら、
刻んだパセリを添えると、彩り&風味がよくなっておすすめです☆
火曜日の献立:鮭のムニエル タルタルソース添え
- 【主食】五穀米 (白米に市販の五穀米をブレンド)
- 【主菜】鮭のムニエル タルタルソース添え
- 【副菜】トマトと茹でブロッコリー
- 【副菜2】山芋の梅肉和え
- 【汁もの】味噌汁 (たまねぎ、にんじん、豆腐、わかめ、ねぎ)
鮭のムニエル:
生鮭は、軽く塩コショウで味付けをしたら、小麦粉を薄くまぶしておきます。
フライパンに油を熱して、両面こんがり焼きます。
トマトと茹でブロッコリーは、食べやすい大きさに切って、沿えます。
タルタルソースを手作りする場合は:
固ゆで卵1個を、白身と黄身に分けてみじん切りにしたものと、
ピーマン半分を軽く茹でてみじん切りにしたものを、
マヨネーズ大さじ3、水大さじ3でよく伸ばしたら出来上がり♪
山芋の梅肉和え:
山芋は短冊切りに。
梅肉の酸っぱいのが苦手な子供には、だし汁で少し伸ばしてあげると、
食べやすくなりますよ☆
水曜日の献立:鶏肉の香味焼き
- 【主食】五穀米 (白米に市販の五穀米をブレンド)
- 【主菜】鶏肉の香味焼き (鶏もも肉)
- 【副菜】さつまいものレモン煮 (さつまいも、レモン)
- 【副菜2】オクラ納豆
- 【汁もの】あさりの味噌汁
鶏肉の香味焼き:
醤油大さじ2、砂糖大さじ2、ごま大さじ1、ごま油大さじ1、長ねぎみじん切り大さじ1を、
ボールに入れてよく混ぜ合わせます。
鶏もも肉を、薄くそぎ切りにして、作った調味料に30分以上つけておきます。
(半日くらい漬けておくと、より味が染みて美味しい!)
油をしいて熱したフライパンで、肉をたれごと焼きつけます。
肉に火が通ったら完成♪
さつまいものレモン煮:
さつまいもは、1cm厚さの輪切りにして水にさらします。
鍋にさつまいも、ひたひたの水、レモン2~3枚、
砂糖大さじ2、塩ひとつまみ入れて、柔らかくなるまでコトコト煮ます。
木曜日の献立:ひき肉カレー
- 【主食】ご飯
- 【主菜】ひき肉カレー
(合いびき肉、にんにく、玉ねぎ、にんじん、セロリ、なす、りんご、トマト、ピーマンなど) - 【副菜】千切りキャベツとゆで卵のサラダ (キャベツ、卵)
ひき肉カレー:
材料はすべてみじん切りにします。
油をひいて熱した鍋で、にんにくと玉ねぎをよく炒めたら、
ひき肉を加え、その他の野菜とりんごを加えてさらに炒めます。
カレー粉大さじ1.5と小麦粉大さじ4を入れて、木べらでよく馴染ませたら、
水400cc、洋風ブイヨン1個、ケチャップ大さじ1を入れて弱火で煮込みます。
最後にウスターソース大さじ1を入れ、塩で味を調えます。
金曜日の献立:あさりのチャウダー
- 【主食】ご飯
- 【主菜】あさりのチャウダー (あさり、玉ねぎ、じゃがいも、にんじん、パセリ)
- 【副菜】ほうれん草のバターソテー
- 【副菜2】きのこのオムレツ
あさりのチャウダー:
あさりのむき身は、塩水で振り洗いしてから鍋に入れ、
水1カップ、白ワイン大さじ2を入れて、フタをしてひと煮立ちさせておきます。
別のお鍋で、バターで玉ねぎ、じゃがいも、にんじんを炒め、
少しバターを足して小麦粉大さじ2を振り入れたら、焦げないように炒め合わせます。
牛乳800cc、洋風ブイヨンを小さじ1入れて、煮立たせたら、
あさりを汁ごと加えて、しばらくコトコト煮立てて完成!
仕上げに、お好みで刻みパセリを散らします。
土曜日の献立:しめじのリゾットライス
- 【主食】しめじのリゾットライス (玉ねぎ、にんじん、ピーマン、しめじ、パセリ)
- 【副菜】豆腐サラダ
(絹ごし豆腐、レタス、細かく刻んでフライパンで炒ったくるみ) - 【汁もの】オクラの洋風スープ(玉ねぎ、オクラ、卵)
しめじのリゾットライス:
オリーブオイルを熱した鍋ににんにくと玉ねぎを入れて炒め、
火が通ったら、角切りにしたにんじんとピーマンを入れます。
お米を2カップ入れて、油に馴染ませるようにして木べらで混ぜる。
洋風ブイヨン1個を600ccのお湯で溶かし、
鍋の具材がひたひたになるくらいまで入れて、スープがなくなったらまた足していき、
お米の固さがアルデンテ(お米の芯がまだ少し固いかな?と思うくらい)になるまで、炒め煮立たせます。
生クリームを大さじ1入れてよく混ぜ、最後に塩・こしょうで味を調えたら完成♪
日曜日の献立:豆腐といわしつみれ鍋
- 【主食】ご飯 (最後に雑炊として)
- 【主菜】豆腐といわしつみれ鍋
(豆腐、いわし、大根、にんじん、しいたけ、ごぼう、ねぎなど)
豆腐といわしつみれ鍋:
いわしのつみれは、市販のものを使うと手軽だけど、手作りはやっぱり美味しい!
まず3枚におろしたいわしを粗く刻んで、
パン粉1/2カップ、卵1個、味噌大さじ1/2、小麦粉小さじ2、片栗粉小さじ2と一緒に、
フードプロセッサーにかけます。
その後、食べやすい大きさに丸めて中央を凹まし、
熱湯に入れて浮き上がってきたら、取り出していったん置いておきます。
土鍋に和風だし600ccを入れて火にかけ、まず野菜を柔らかくなるまで煮込みます。
その後、味噌大さじ2.5、酒小さじ2で味をつけて豆腐とつみれを入れて数分煮込んで完成♪
最後に余っただし汁を、雑炊にしていただくと、
汁に溶け込んでいる栄養素が、残らず取り入れられます(^O^)