今夜の夕食の一品に、さつまいものレモン煮でも作ろうかしら♪
なんて思って、買ってきたさつまいも。
サクッと包丁を入れてみると、なんか白い筋が入ってて、
中がスカスカ!
うわ~ハズレだった~(ノД`)・゜・
なんて経験、ありませんか?
スーパーに行くと、いろんな色や形のさつまいもが売られているけれど、
スイカみたいに、叩いたときの音で完熟度が分かる!のような、
分かりやすい方法って、あまり知られてないですよね。
実は、さつまいもにもあるんです。
美味しいものを見極める方法が・・・!
というわけで今回は、
美味しいさつまいもを外見で見分ける方法をまとめました。
こんなサインが出ていたら、逆に買うのは避けた方がいい!
見分け方も紹介しています。
これでもう、買ってきてからガッカリ!
・・なんて残念な思いをしなくて済みますよ(^^)
さつまいもの見分け方!美味しいものは外見から分かる!
美味しいさつまいもの見分け方
- 皮の色が濃くて、艶 (つや)があるもの
- 適度に太くて、形が紡錘形 (ぼうすいけい) のもの
- 表面のくぼみが浅いもの
- 切り口に蜜が出ている、または蜜の跡があるもの
1.皮の色が濃くて 艶があるもの
皮の色が紫色のさつまいもの品種には、
ベニアズマ、ベニコマチ、鳴門金時、紅赤のほか、
皮だけでなく中まで紫色をした、パープルスイートロードがあります。
これらのさつまいもは、
皮の色がしっかり濃く出て艶があるものが、健康に育った証拠!
調理すると、美味しいさつまいもに仕上がりますよ。
ただし、さつまいもでも、「安納芋(あんのういも)」は、
もともと、他のさつまいもよりも甘さが強い品種。
見た目も、一般的な「さつまいも」のイメージとはかけ離れて、
皮はどちらかと言えば茶色に近く、形は丸っこくて小ぶりという特徴があり、
この見分け方には当てはまらないので、注意してくださいね。
2.適度に太くて 形が紡錘形(ぼうすいけい)のもの
「紡錘形 (ぼうすいけい)」って?と思いますが、
葉っぱやレモンの形を思い浮かべてもらうと、分かりやすいですね。
真ん中が太くて両端に向かうにつれて、段々と細くなっていく形です。
実際のさつまいもでみると、こんな感じ:
こんな形をしていて、
適度に太くて、持った時にずっしり重いものがオススメです。
3.表面のくぼみが浅いもの
さつまいもの表面をよく見ると、
くぼみがあって、そこからひげ根が出ているのが分かります。
このくぼみが浅いさつまいもが、美味しいサイン!
くぼみが深いものは、繊維質が多くておいしさが激減するので、
気を付けてくださいね。
4.切り口に蜜が出ている または蜜の跡があるもの
さつまいもの切り口 (両端部分など)に、
- あめ色の蜜が出ている
- 蜜が乾いて黒くなった跡がある
ものを見つけたら、ラッキー!
調理した時に、糖度が高くなって美味しく仕上がりますよ。
では次は、逆に、鮮度が落ちている&傷みかかっている、
こんな外見のさつまいもは買わない方がいい
ポイントを見て行きましょう。
選ばない方がいいさつまいもの見分け方
- 芽が出ているもの
- 黒い斑点や、傷があるもの
- 表面のくぼみが深いもの
1.芽が出ているもの
芽は、さつまいもの養分である、でんぷんを使って出てきます。
芽を出すのに力を使ってしまっているので、
当然味は落ちてしまいます。
じゃがいもの芽と違って毒性はないので、食べても大丈夫ですが、
品質の面から見ると、選ばない方がいいですね。
2.黒い斑点があるもの
黒い斑点が出るのは、
収穫後、流通過程のどこかで保管されているときに、
低温障害を受けた可能性があります。
味が落ちていることが多いので、選ばない方が◎。
さつまいもの蜜が固まったものも、黒色をしていますが、
これは、切り口にあることが多いので、
表面の黒い斑点とは、区別しやすいはずですよ。
3.表面のくぼみが深いもの
「美味しいさつまいもの見分け方」のところでも紹介しましたが、
さつまいも表面のくぼみが深いものは、繊維質が多くて美味しくありません。
形がいくらよくても、
くぼみが深いものは、選ばない方がいいでしょう。
さいごに
「美味しいさつまいも」と、「選ばない方がいいさつまいも」のサイン。
両方知ったあなたは、
もうスーパーのさつまいも売り場で、あれこれ悩むことはなくなりますね!
では、両方の条件に当てはまるさつまいもがあった場合は、
どうしましょう?
例えば、色・形はすごくきれいで重みもあるけど、
表面になんか黒い点がポツポツがある・・
そんな場合、私だったらほかのさつまいもを選びます。
条件のいいさつまいもでも、劣化のサインが出てることで、
品質が落ち始めているからです。
さつまいもからのサインを見逃さないで、
今年の秋は、美味しいさつまいもをGETしてくださいね。