クリスマスの定番お菓子の一つ、シュトーレン



ドライフルーツやスパイスの深~い味わいが楽しい、
ドイツの伝統的なクリスマス菓子

時間をかけて食べることを前提にレシピが考えられているので、
もともとは、日持ちするお菓子。

・・・でも実は、保存の仕方を間違えると、
味が落ちるどころかカビが生えることもあるんです!


そこで今回は、
シュトーレンの正しい保存方法についてまとめました。

美味しさを保つ方法も紹介していますので、
「ホールのシュトーレン買った!」ってあなたも、
最後の 1 切れまで、美味しく食べられますよ♪







シュトーレンの保存方法!美味しく食べきるならココに注意!

シュトーレンの保存のポイントは

  1. 切り分け方
  2. 保存場所


この2つにあります。

ひとつひとつ、詳しく見ていきましょう~!


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シュトーレンの切り分け方

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  1. はじめに、真ん中で2つに切ります。
  2. その後、端に向かって人数分スライスします。
    (右左どちらの端に向かって切っても、大丈夫!)
  3. 食べ終わったら、切り口の断面同士を合わせて、ラップで包みます。



左右の切り口の断面を合わせるのは、
空気中の雑菌が入るのを防いだり、切り口の乾燥を避けるため



シュトーレンはふつう、表面がたっぷりの粉砂糖で覆われているので、
丸のままなら、長期保存が可能です。


でもいったん包丁を入れると、生地が空気に触れるので、
その後の保存環境によって、品質が大きく左右されてしまいます。



とくに、最近の日本の住宅環境はよくなっているので、
冬でも、加湿・暖房で温まった室内で、シュトーレンの切り口をさらした状態で放置すると、
カビが生えてしまうこともあるんです!




美味しい状態をキープするためにも、
シュトーレンは必ず真ん中から切って、断面を合わせておきましょう。


さらに、ラップで包んでおくと万全!

シュトーレンの約 1.5 倍の長さに切ったラップを 2 枚用意して、
シュトーレンを上からと下から、2 回に分けてピッタリ包みます。







シュトーレンの保存場所

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  • 湿気の少ない、涼しい場所!
  • 暖房がいきわたらない場所!




食べ物は、とりあえず冷蔵庫に入れておけば安全でしょ!
と思いがちですが、ちょっと待って!


確かに冷蔵庫は、保存の面では安心。

でも、長時間の低温保存で生地が固くなったり、
庫内にある他の食品のにおいが移ったりして、風味が落ちやすくなるのです。


・・実は私、
一度シュトーレンを冷蔵庫に入れてしまったことがあります。

その時は、なにも気に留めず入れておいたのですが、
なんと、、、冷蔵庫にはキムチが入っていたのです!

冷蔵庫から出して、シュトーレンを食べた時のショックといったら・・・(T_T)/~~~
シュトーレンならではの、ラム酒やドライフルーツの風味がすべて飛んでしまい、
キムチのツンとしたにおいが鼻について、とても食べられたものではありませんでした(泣)



シュトーレンは、
暖房が行きわたらない冷暗所 (10~15℃) で保存しましょう!!







シュトーレンは冷凍保存もできる!


旅行で家を留守にするなどで、
しばらくシュトーレンを食べられない時には、冷凍保存もできます!



その場合は、

  1. シュトーレンを薄くスライスして ( 7mm~1cm 位が◎)、1 枚 1 枚ラップします。
  2. その後、ジップロックに入れて冷凍庫へ!



冷凍保存で注意することは、
シュトーレンが空気に触れないようにすること。

空気に触れると、冷凍焼けを起こして、
風味がかなり落ちます。


間違っても、丸ごと冷凍庫へ!なんてことは、しないでくださいね!!



冷凍したシュトーレンを食べるときは、
ラップを外して、オーブンか電子レンジで温めると、
また美味しく食べられますよ♪







さいごに

ドイツの伝統的なレシピで作られているシュトーレンであれば、
今回紹介した保存の仕方で、2ヶ月以上美味しく食べることができます!



ですが、最近日本で売られているシュトーレンは、
日本人の舌に合うように、また、味や見た目にオリジナル性を出すなどして、
レシピを改良されることが、多くなってきました。


健康ブームから、砂糖を減らす傾向にあり、
溶かしバターに漬ける工程を省いたり、ドライフルーツや砂糖などを大幅に減量したりすると、
どうしても保存力が劣ってしまいます。



そのため、もしシュトーレンをお店で買う場合には、
まず、お店で指示された保存方法や消費期限を、優先的に守ってください。


その上で、
今回紹介した、シュトーレンの切り分け方や冷凍保存の方法などを、
参考にしていただければ、嬉しいです。







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