車のドアを開けようとしたら、バチッ!
初めて会う人と握手しようとしたら、ビリッ・・・
洋服を脱ぐときの、バチバチッ!
来るかも!?と身構える、恐怖心、
ビクッとするような痛み・・・
- 冬は乾燥してるから、仕方ない
- 静電気は体質だし、一生付き合っていくしかないや
なんて、諦めていませんか?
実は静電気は、生まれ持った体質というよりは、
生活習慣が原因で、起こることが多いのです。
静電気を起こしやすい習慣が身についているので、
『体質』と思い込んでしまっているわけですね。
そこで今回は、
静電気を起こしやすくする原因と改善方法をまとめました。
私は毎年冬になると、静電気で不快な気持ちで過ごしていましたが、
今回紹介する方法を習慣にしたら、
静電気がほとんど起こらず、快適に過ごせるようになったのです。
きっと、静電気で悩んでいるあなたのお役にも、立てるはずです!
静電気が起こりやすいのは生活習慣が原因!
静電気対策グッズを身に着けたり、保湿に気を付けてるのに、バチッ!ビリッ!
昔からそうだから、自分は静電気体質なんだ・・と、
諦めているかもしれませんが、
実は「静電気体質」に 科学的根拠 はないと言われています。
ただ、静電気が起きやすい人と、そうでない人がいるのは事実で、
起きやすい人は、その原因を作り出している だけなのです。
そして、その原因というのが、
普段の何気ない、生活習慣。
早速、静電気を起こしやすい生活習慣と改善対策について、
見ていきましょう!
脱!静電気!のための 3 つの改善方法
- 水を積極的に飲む
- 洋服の組み合わせを見直す
- 食生活を見直す
1. 水を積極的に飲む
静電気は、体内に水分が不足していると起こりやすくなります。
手や足のすねなどがカサカサする、
いわゆる「肌の乾燥」は、目に見えるので良く分かりますが、
注意したいのは、「体内の水分量」。
水は喉が渇いたときにしか飲まない、
というあなたは、要注意!
体内の水分が不足していて、
静電気を生みやすい体 になっているかもしれません。
そこで、
水を意識して飲むようにしましょう!
体重や身長によって、自分の体に必要な水分量は違いますが、
体内の水分量が、適量を保たれているかどうかは、
尿の色 が目安になります。
淡い黄色 | OK!適量が保たれています |
無色 | 水分を摂りすぎています |
濃い黄色(黄褐色) | 水分不足!意識して水を飲むようにしましょう |
※尿の色は、食べたものや薬を飲んでいたり、病気を持っている場合などで変化します。
あくまで目安と考えてくださいね。
また、水は飲みたいときに、一気にガバッと飲むのではなく、
1日の中で小分けして何度も飲む のもポイントです。
2. 洋服の組み合わせを見直す
とにかく寒いのは嫌いだから!と、
「防寒」「暖かい」と謳った、インナーや洋服を、
どんどん重ね着していませんか?
実は、洋服の素材の組み合わせ が、
静電気を発生させやすくしていることもあります。
洋服の素材は、それぞれ、
プラスとマイナスの電子 を持っています。
例えば、
天然素材である、ウール(羊毛)・絹(シルク)・綿などは、プラス電子、
化学繊維の、ポリエステル・ビニロン・アクリルなどは、マイナス電子になります。
そして、プラス電子とマイナス電子を持つ素材を、
組み合わせるほど、静電気が発生しやすくなる のです!
一つ、代表的な例を挙げると、
防寒インナー (ポリエステル)
✕
ウールのセーター
✕
フリース(ポリエステル)
✕
ウールのセーター
✕
フリース(ポリエステル)
の組み合わせは、
⚡静電気の発電機、フル回転⚡!!
洋服を重ねるときは、できるだけ、
天然素材 ✕ 天然素材
化学繊維 ✕ 化学繊維
となるよう、考えてみてください。
例えば、
- 綿のインナー ✕ ウールのセーター
- ポリエステルのインナー ✕ アクリルセーター
- 綿のインナー ✕ 綿のセーター ✕ ウールのコート
のように組み合わせると、
静電気を発生させる量を減らす ことができます。
ただし、化学繊維 は、
素材の特性上、天然素材の服に比べると、
静電気が発生しやすくなります。
特に、空気が乾燥した冬の季節は、
できるだけ、天然素材 100 %のもの、もしくは、
素材の混合率が低いものを着る、などの工夫をおすすめします。
3. 食生活を見直す
通常、私たちの体内は、
弱アルカリ性 に保たれています。
ところが、ストレスや睡眠不足、食生活の乱れなど、
生活習慣に問題がある場合は、体内が 酸性 に傾きます。
酸性に傾いた体は、体内のイオンバランスが崩れ、
静電気を感じやすくなる と、言われています。
体のバランスを整えるために、有効なのは、
やはり、バランスの取れた食生活。
中でも、積極的に摂りたい栄養素は、
- カルシウム
- カリウム
- マグネシウム
- ナトリウム
などのミネラル成分です。
ミネラルは、体内の代謝を円滑にする役割があり、
抗酸化酵素を作り出すときにも使われる、大切な栄養素。
不足すると、体が酸性に傾きやすくなります。
これらのミネラル成分は、
- 野菜(ほうれん草、里芋、人参、じゃがいも、ごぼうなど)
- 海藻類 (ひじき、わかめ、昆布など)
- 果物 (バナナ、いちご、りんごなど)
- きのこ類 (しいたけ、マツタケ、しめじなど)
- 豆類 (いんげん、大豆、小豆)
などに多く含まれています。
ただし、食生活に関しては、〇〇が良い!と言われると、
そればかり食べてしまいがち。
そうではなく、例えば1週間の献立の中で、
上手く分けて取り入れていくのが、いいですね。
さいごに
静電気を起こしやすくする生活習慣の中でも、特に大きな原因となりうるものを、ピックアップして紹介しました。
- 水を積極的に飲む
- 洋服の組み合わせを見直す
- 食生活を見直す
体がいい方向に変わると、必ず反応が起こります!
ぜひ習慣にしてくださいね。