キヌアに始まり、雑穀のおいしさにハマった私は、
雑穀をちょこちょこお料理に取り入れているのですが、
キヌアと同じくらいよく登場するのが・・・
大麦!
大麦といえば、麦ごはんに入っている茶色っぽいスジの入った平たい麦。
「押し麦」と聞けば、ピン!と来るかもしれません。
この押し麦というのは、ご飯に混ぜて炊いたときに食べやすくするために、
大麦を押して平たくしたものなんです。
栄養価は全く同じなので、大麦でも押し麦でも、
どちらを使っても良いのですが、プチプチした歯ごたえを楽しむなら、
断然、丸いままの大麦 (丸麦)がオススメ!!
とくに、スープに使う場合は、この歯ごたえが美味しさに拍車をかけるんです!
というわけで今回は、
ちょっと肌寒いなぁ~って日の夕食にもピッタリ!
プチプチ食感が美味しい、大麦のスープの作り方です♪
心も体もよろこぶ!大麦たっぷりスープのレシピ
材料
- 大麦 (丸麦) 米カップ2カップ分
- 玉ねぎ 1個
- ベーコン 4~5枚
- にんじん 1本
- にんにく 1片
- 洋風ブイヨン 800cc
- 塩・こしょう 少々
- 生クリーム (なくても◎) 大さじ1
- パセリ (お好みで) 少々
作り方
- 大麦 (丸麦)をボールにあけて水でサッと洗い、ザルにとって水気をよく切っておきます。
表面についた埃や汚れを落とすのが目的なので、
お米のようにガシガシ洗わなくて大丈夫です。 - にんにくはみじん切り、野菜は1センチ角、ベーコンは薄切りにしておきます。
- 鍋にオリーブオイル大さじ1を熱し、ベーコンを炒めます。
- ベーコンの脂が出てきたら、玉ねぎ、にんじんを入れ、
しっかり油が絡んだところで大麦を加え、木べらで混ぜます。 - 洋風ブイヨンを加えて、沸騰するまで中火で煮込みます。
- 沸騰したらアクを取り、大麦が柔らかくなるまで更に約15分煮込みます。
- 大麦が鍋底にくっつくことがあるので、時折木べらで大きくかき混ぜます。
- 大麦が柔らかくなったら、生クリームを入れます。
- 味見をして、味が足りなかったら塩・こしょうで調整します。
スープ皿に取りわけ、お好みでパセリを散らして完成♪
美味しくいただくためのコツ&注意点
1.生クリームは入れた方がコクが出る!
出来上がりの直前に入れる生クリームは、入れなくてもできますが、
入れた方がコクが出て、断然美味しくなります!
入れる前と入れた後の味見でも、その違いが分かるほどですよー(∩´∀`)∩
2.残ったスープを翌日に食べる場合は、水かブイヨンを足して火にかける!
スープは一晩おくと、味がなじんで更に美味しくなります。
たくさん作って残ったら、翌日の朝食にいただくのもオススメ。
でも、大麦は時間が経つにつれて、どんどん水分を吸収していくので、
翌日鍋を見ると、スープの水分がなくなって固まってる!( ゚Д゚)なんてことも。
そんな時は、水か洋風ブイヨンを少し足して、火にかければ大丈夫。
ただ、大麦はかなり柔らかくなって崩れやすくなっているので、
かき混ぜるときは、優しく!です。
また、時間が経ちすぎると、大麦がドロドロになって、
プチプチ食感がなくなっていくので、2日以内に食べきってくださいね。
さいごに
大麦は、白米と比べて食物繊維やタンパク質、ミネラルが豊富なので、毎日の食卓にぜひ取り入れたい雑穀!
大麦だけだと食べにくい、もしくは家族が食べてくれない場合は、
白米に1割程度混ぜて炊けば、
雑穀特有のクセ (私は全然気にならないのですが・・)もほとんど分からなくなります。
ご飯に混ぜて炊く場合は、押し麦を使う方がすぐに炊けるので便利ですが、
(丸麦は、炊く前に30分以上水に浸しておかないと、芯が残ることがあります。)
今回のようにスープに使う場合は、丸麦がオススメです。
ただ丸麦って、あんまり普通のスーパーでは売っていないので、
ネットショッピングがおすすめです。
毎日の食卓に、自然に雑穀を取り入れて、
家族のためにも、健康生活続けていきましょう♪