もう少しで生後半年を迎える、我が子。
食べ物にも興味が出てきているし、そろそろ離乳食を始めようかな!

っと、意気込んでみたものの・・


何からあげたらいいのかな?
欲しがるだけ、あげていいの?
食材は、1種類ずつあげる方がいいの?
次の食材に移るタイミングは・・?


などなど、初めてだと何もかもが、ちんぷんかんぷん。

実際に始めてみるも、進め方が合っているのか不安になることも、ありますよね。
赤ちゃんには個人差があるとはいっても、ある程度の目安は欲しいものです。


そこで今回は、離乳食の進め方について。
この記事では、離乳食初期(生後6ヶ月~)を紹介しています。

食材や量の進め方や、赤ちゃんの口への運び方のコツもまとめました♪







離乳食初期の進め方一覧表

離乳食/初期(生後6ヶ月~)
回数
1日1回
その後母乳、もしくはミルク
スプーン1さじから始める。

赤ちゃんの様子を見ながら、2~3日にごとにもうひとさじ
というように徐々に増やしていく。
固さの目安
  • ドロドロのポタージュ状
  • ヨーグルトくらいの柔らかさ
味付け
基本的にはなし。素材そのままの味がベスト。

豆腐やじゃがいも、トマトなどに少し味付けしたい場合は、
和風だしで。
塩分濃度の高い、スープやブイヨンは使わない方が◎
メニュー例
  • 10倍粥
  • すりつぶし粥
  • じゃがいものペースト
  • にんじんのペースト+粥
  • かぼちゃのペースト+粥
  • ほうれんそうのペースト+粥
  • 豆腐のすりつぶし+粥
  • しらす干し+粥
  • つぶしトマト+粥
  • 季節の果物(りんご、いちご、ぶどう、みかん、バナナなど)の、
    すりおろし/すりつぶし




離乳食をあげる時間はいつが良い?量の増やし方は?

離乳食は、1日の中の1回の授乳の前に、あげます。

毎日だいたい同じ時間にあげる方が、赤ちゃんの体に負担がかからないですよ。
離乳食の後には、授乳、もしくはミルクをあげます。


離乳食をあげる時間ですが、午前中がおすすめ!


食べた後の体の変化に気づきやすいのと、
万が一、体調の変化があった時に、小児科や病院の診療時間内だと、
連絡がとりやすいので、安心ですよね(^^)


離乳食の量は、まず1日1回、スプーン1さじから始めます。
様子を見ながら、2~3日にごとにプラスひとさじ、という風に徐々に増やしていきましょう。

赤ちゃんは、まだ消化機能が発達していません。
胃腸に負担をかけないためにも、良く食べる赤ちゃんでも、
急に増やさず、ゆっくり進めていきましょうね。


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離乳食初期メニューの進め方は?

離乳食デビューは、
10倍粥、もしくはすりつぶし粥が、おすすめです!


赤ちゃんがお腹の中にいた頃から、お母さんが食べているご飯は、
その味をよく知っているので、すんなり受け入れてくれることが多いのです。


2~3日ごとにひとさじづつ増やし、1週間で3~4さじ程度食べられるようになったら、
次は、にんじんやかぼちゃなど、野菜のペーストを粥に加えます。

りんごのすりおろしやバナナのすりつぶしなど、果物の日があってもいいですね(^^)


この時期の赤ちゃんは、まだまだ母乳やミルクからの栄養が主要源

初期の離乳食は、
母乳やミルクとは違った味や香り、舌触りなどに慣れてもらうのが目的です。
食べてくれないからといって落胆せずに、赤ちゃんのペースにあわせていくのが、
スムーズに進めるコツですよ。



そして、この記事で紹介しているメニューは、あくまで一例。
順番にこだわり過ぎる必要はないので、赤ちゃんの様子を見ながら、
家にある食材で、無理なく進めてくださいね。



離乳食を始めて1ヶ月が過ぎたら、2回食に増やします。

詳しくは、別記事▶離乳食中期の進め方で、紹介しています。




離乳食の進め方~赤ちゃんにやさしいあげ方のコツは?

最後に、離乳食を赤ちゃんにあげるときのコツを4つ紹介します。
赤ちゃんが食べやすい体制を整えて、安心させてあげましょう(^^)


1.赤ちゃんの口に、スプーンを無理やり入れようとしない


「ご飯ですよ~」「美味しいよ~」などと声をかけながら、
スプーンで下唇をつついて合図すると、口をあけてくれることが多いですよ。



2.口に食べ物を入れたら、スプーンをまっすぐに引き抜く


スプーンに取った食べ物を、赤ちゃんの上唇でこすりとって、
口の中に入れてあげます。

この時期の赤ちゃんは、口を閉じて飲み込むことができません
食べ物が口の中に入っても、口は開いたままなので、こぼれてくることも。

こぼれたら、すくってもう一度口の中に入れてあげましょう。
続けていくうちに、自然と口を閉じてゴックンできるようになりますよ。



3.スプーンは口元に対してほぼ直角に、まっすぐ与える


上からや下から、右からや左からなど、いつも同じ角度であげていると、
受け口、下あごの後退、左右のずれなど、顎がずれる原因になります。



4.慣れないうちは抱っこしてあげると、安心します


軽く後ろにもたれさせるような体制だと、
赤ちゃんは、ゴックンと飲み込みやすいです(^^)




さいごに

はじめてあげる離乳食は、赤ちゃんもお母さんもドキドキですよね。

「いっぱい食べてほしい」
「いろんな味を知って欲しい」

こう思う気持ちがあって当然ですが、赤ちゃんにも個人差があるもの。
季節や体調、気分次第で、離乳食が進まないこともあります。


お母さんの焦る気持ちは、赤ちゃんに伝わってしまいます。
ニコニコ笑顔で、ゆったりした気持ちを心がけると、きっとうまくいくはずです!



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