鉄の中華鍋って、
お手入れが難しそうで、とっつきにくい印象がありますよね。
確かにすごく重いし、ちょっとお手入れを怠ると、
焦げ付いたり錆びが出たり・・┐(´~`;)┌
今回は、鉄の中華鍋を大切に長く使うための、
正しいお手入れ方法についてまとめました。
- 中華鍋は、洗剤で洗ってはいけないのはどうして?
- 洗剤を使わずに、汚れを落とす方法は?
・・・そんな疑問を持っているあなたは必見です!!
最後に、うっかり洗剤で洗ってしまった時の対処法と、
鍋にこびりついた焦げの取り方も、紹介していますよ(^O^)
中華鍋の正しい手入れ方法!なぜ洗剤で洗ってはいけないの?
鉄の中華鍋は、なぜ洗剤で洗わない方がいいのでしょうか?
それは、中華鍋は、鍋の表面になじんだ油の膜が、
錆びや料理中の焦げ付きを防いでくれているからです!
洗剤を使うと、せっかくの油を落としてしまうことに・・。
台所用洗剤は、油汚れを中和するので、簡単に落ちてしまうのです。
油膜が奪われた鉄鍋は、錆びやすくなるばかりか、
料理する時に、具材がくっつきやすくなってしまいます。
「キレイに汚れを落とそう!」と、思ってしたことが、
逆に中華鍋にとっては、良くないことだったわけですね・・。
・・では、一体どうしたらいいの?
ということで、次は中華鍋のお手入れ方法です。
正しいお手入れを続ければ、鉄の中華鍋は一生モノですよ(●^o^●)
中華鍋のお手入れ方法!正しい使い方で長持ちさせよう!
- 中華鍋を使う時は、まず鍋から薄く煙があがるまで空焼きし、
油返しをしてから、調理にかかります。 - お料理が終わったら、余熱が残っているうちに、
たわしか竹ささらを使って、お湯で鍋を洗います。 - 鍋をコンロにかけ、水分を完全に飛ばします。
- サラダ油を鍋全体(表も裏も)に薄く塗り、保管します。 油を適量落とし、キッチンペーパーを使って、鍋全体を撫でるようにすると、
油返しとは、空焼きした鍋に油をひいて、
いったんその油を切ってから、別に分量の油を引くことです。
熱した鉄鍋の上に、油をなじませることで、
鉄と食材の間に油の膜ができ、焦げ付きを防いでくれますよ。
おろしたての中華鍋は、まだ鍋に油がしっかり馴染んでいないので、
はじめの1ヶ月ほどは、料理のたびに油返しをすることをおすすめします。
焦げが付いた場合も、たわしや竹ささらで擦れば、たいてい取れます。
ちなみに私は、竹ささらを愛用しています♪
お湯で洗うことで、洗剤を使わなくても汚れが落ちますよ。
きれいに塗れますよ(^^)
普段のお手入れは、これでバッチリ!ですが、
次に、ちょっとした注意点やポイントについて、見ていきましょう。
中華鍋のお手入れ!注意点やポイントは?
- 調理後、余った料理は鍋に入れたままにしない! 残った料理を鍋に入れっぱなしにしておくと、
- 料理が終わったら、余熱があるうちに鍋を洗ってしまう! 鍋に余熱が残っているうちに、お湯で洗ってしまう方が、
食材から出てくる水分によって、錆びる原因になります。
鍋に残さず、必ずお皿にとっておきましょう。
汚れが落ちやすく、また、洗剤を使う必要がありません。
こびりついた焦げも、熱いうちにたわしなどで擦れば、すぐに落ちますよ。
細かいことですが、これらに気を付けることで、鍋の寿命がグン!と伸びます。
中華鍋のお手入れで困った時の対処法
うっかり洗剤で中華鍋を洗ってしまった!
洗剤で鍋を洗うことが、致命傷になることはありません。
大切なのは、そのあとの処置。
洗剤を使った後は、必ず中華鍋を火にかけ、煙があがるまで空焼きします。
自然に冷まして、少量の油を、鍋の表面に塗っておきましょう。
こうすることで、また油を鍋にしみ込ませておくことができます。
どうしても焦げが取れない!
中華鍋に少し水を張って沸騰させると、
こびりついた焦げが、やわらかくなってきます。
中のお湯をいったん捨て、蛇口からお湯を流しながら、
たわしか竹ささらを使って、擦ってみてください。
私は、今までこれで、落ちなかった焦げはありません!
・・が!それでもまだ落ちないよ~(>_<)という、
頑固な焦げがこびりついている場合も、まだ諦めないで!
次の作業をやってみてください。
- 鍋をコンロにかけて、空焼きします。
- 鍋から煙が立ったら、鍋を蛇口に持って行き、
蛇口から直接、冷や水を浴びせます。
※水がはねるので、やけどに注意してください!!
猛烈な蒸気が発生して、さらにキュルルル~~!という音がするので、
ビックリするかもしれませんが、蒸気が落ち着いたら、
水で流しながら、たわしでこすってみてください。
焦げがスルッと落ちますっ!
きれいになった鍋は、片づける前に、表面に薄く油を塗っておくのを、
忘れないでくださいね。
さいごに
いかがでしたか?私も、初めは慣れるまでに少し時間がかかりましたが、
今では、中華鍋が手放せないというか、中華鍋ナシの料理は考えられないっ!!
というほど、毎日重宝しています。
正しいお手入れ方法を習慣にしてしまえば、
鉄鍋は、かなり快適!
今回紹介したお手入れ方法を、ぜひ続けてみてください✧
いつの間にかに、手放せなくなっているハズです♪