秋が深まってくると、ホクホクの甘~いさつまいもが、
食べたくなりますよね~(*´▽`*)
ところで、さつまいもの皮ってどうしてます?
もしかして、捨てていませんか?
私は小さい頃、焼き芋の皮をむいて食べようとしたら、
母に、「皮まで食べなさいよ~!」って言われてました。
大人になった今、調べてみて分かったのですが、
実はさつまいもの皮には、栄養だけではないスゴイ効果があったんです!
というわけで、今回は、
さつまいもの皮に秘められた栄養と効果についてまとめました。
これからは、皮を捨てるなんてこと、絶対しなくなるはずです♪
さつまいもの栄養!皮ごと食べた方がいいワケは?
ホックホクの甘~いさつまいもの主成分は、でんぷん。加熱することで、一部が糖質に変わって甘みが増します。
他にも、ビタミンCや、食物繊維、ビタミンEやカリウム、
マグネシウム、銅などのミネラル分もたっぷり含まれていて、
旬の秋には、家族みんなで食べたい野菜No.1!
こんなに魅力的な、さつまいも。
実は、皮ごと食べることで、摂取できる栄養素がさらにグッと増えるんです♪
ここでは、
分かりやすくするために、
- さつまいもの皮だけに含まれる栄養素
- 皮の部分に比較的多く含まれている栄養素
に分けて、まとめました。
さつまいもの皮に含まれる栄養素とは?
さつまいもの皮だけに含まれている栄養素
- アントシアニン
- クロロゲン酸
さつまいもの皮が、紫色をしているのは、
アントシアニンによるものというのは、よく知られていますよね。
アントシアニンもクロロゲン酸も、どちらもポリフェノールの一種。
強力な抗酸化作用の働きで、
動脈硬化などの生活習慣病の予防に、効果があると言われています。
アントシアニンには、主に視力の改善、
クロロゲン酸には、脂肪の蓄積を抑えることで糖尿病や肥満の予防になるとか!
大人には、嬉しい健康効果ですが、
小さい子供には、「別に今必要ないんじゃないの?」と、
あまりピンとこないかもしれません。
でも、小さいうちからさつまいもを「おやつ」の習慣にすることで、
将来の健康維持に、絶対役立ちます。
子供のころからの習慣というのは、大人になってから変えるのは、
なかなか難しいですしね・・(^^;
ちなみに、子供のおやつには、ふかしたさつまいもがおすすめ!
砂糖を使わなくても、さつまいもの自然な甘みで美味しいばかりか、
食物繊維で適度にお腹も膨れるし、いいことづくめ。
さつまいもを手軽に電子レンジでふかす方法については、
▶さつまいものふかし方♪ 電子レンジでもホクホクのコツは?
を、参考にしてみてくださいね♪
さつまいもの皮に多く含まれている栄養素
さつまいもの中にも含まれているけれど、
比較的、皮に多く含まれている栄養素というのが、
- カルシウム
- ビタミンC
- 食物繊維
- 糖質
- ミネラル
- ビタミンB1、B6、E
と、こんなに!!!
いも類の中でも、特にさつまいもは、
カルシウム含有量が多いと言われていますが、
とりわけ、皮に多く含まれています。
カルシウムは、骨や歯をつくるうえで大切なのはもちろん、
神経の情報伝達をスムーズにする作用も。
育ちざかりの子供には、ぜひ積極的に食べてもらいたいですよね!
そして、ビタミンCも、皮の周辺に多く含まれています。
ビタミンCは、血液や筋肉、皮膚などを丈夫にしてくれます。
さつまいもに含まれるでんぷんが、ビタミンCを保護してくれるので、
加熱しても壊れにくいというのも、嬉しいところ(^^)
・・・そんなわけで、
さつまいもを皮ごと食べる魅力を、ドドーンと一気に書きましたが、
実はその魅力は、栄養面だけに留まりません!
その驚きの効果を、次に紹介しますね。
さつまいもを皮ごと食べることで得られる効果とは?
それは、ズバリ!胸焼けやオナラを、抑えてくれる!
普通は、さつまいもを食べると胸焼けして、
オナラがよく出るものじゃないの(。´・ω・)?
と、思うところですが・・・実は全く逆!
その秘密は、
さつまいもを生で切った時にでてくる、白い液。
これは、ヤラピンという
さつまいもに含まれる特有の成分なんですが、
このヤラピンに、
- 胃の粘膜を保護する
- 腸のぜん動運動を促進させる
働きがあるのです。
これが、胸やけやガスの発生を抑えてくれるというわけ。
そして!このヤラピンも、
さつまいもの皮に近い部分に、多く含まれていますよ。
「さつまいもを食べると、胸焼けしたり、オナラがよく出るのよ!」
ってあなたは、もしかして今まで皮をむいて食べていたのでは!?
皮ごと食べなければ、その効果が十分に得られないので、
これからは、ぜひぜひ積極的に食べましょうね♪