見た目からは汚れているのが分かりずらく、後回しにされがちな洗濯機の掃除

でも、数ヶ月も掃除していない洗濯機は、カビの宝庫なんです!


・・先日、去年足を悪くして以来、特に掃除が億劫になっている祖母の自宅へ、家事手伝いに行ってきました。

綺麗好きの祖母でしたが、やはり体に不自由ができると、必要最低限以外のことまではなかなか手が回らないよう。
キッチン、トイレ、浴室などの水回りの掃除が行き届いていませんでした。


掃除のお手伝いをしながら、ふと洗濯機に目がついたので、
「洗濯槽を最後に掃除したのいつ?」と聞けば、
「もう1年以上していない」とのこと・・・( ゚Д゚)

洗濯槽の掃除は、時間こそかかるものの手間はほとんどかからないので、ついでにやっちゃいました!

だって酸素系漂白剤さえあれば、長年溜まったカビ汚れだって怖くないんですもの。


というわけで今回は、
酸素系漂白剤を使った洗濯機の掃除のやり方をまとめました。

87b3121e9d0dbb15aa02138c6e31b3c6_s_2
↑こんな風に、洗濯槽に穴のある縦型の全自動洗濯機の掃除方法で、びっくりするほど、ゴッソリ汚れが取れるので、ぜひやってみてくださいね!

※洗濯槽に穴のないタイプや、ドラム式洗濯機には使えません。








洗濯機の掃除!酸素系漂白剤でカビ汚れをごっそり取る方法

準備するもの

IMG_20151219_212623


  • 酸素系漂白剤
  • 洗面器
  • ゴミすくいネット (持ち手のあるもの)
  • 洗濯用ホコリ取りネット
  • ゴム手袋





洗濯槽の掃除方法

1. 洗濯機の中を空にしておきます


ホコリ取りネットなどの備品が付いたままだと、
剥がれ落ちたカビ汚れなどがこびりついて、かえって掃除の邪魔になります。

ひとまず外しておきましょう。


IMG_20151211_193801_2





2. 洗濯機の「毛布コース」で 45~50℃程度のお湯を高水位まで溜めます


IMG_20151211_093449_2

槽洗浄コースがあっても、
高水位まで水が溜まらない洗濯機もあるので、(↑この洗濯機がそうでした)
毛布コースを選びました。


そして、一番大切なのが、
注入するお湯の温度は45~50℃にすること!


実は、酸素系漂白剤の活性酸素の働きが一番活発になり、
カビ汚れなどが浮き上がりやすくなるのが、45~50℃なんです。


それ以上でもそれ以下でも、効力が薄くなってしまうので、
せっかくやるからには、これは必ず守りましょう!


私はお風呂の残り湯を45℃で再加熱したあと、
付属のホースで、洗濯機に注入しました。







3. 洗面器の中で 酸素系漂白剤をお湯で溶かして 洗濯槽に入れます


洗濯槽にお湯を溜めている間に、酸素系漂白剤の準備をします。


洗面器に酸素系漂白剤を入れ、
お湯を投入したら、ゴム手袋をした手でかき混ぜて溶かします。

完全に溶けたら、洗濯槽へ。
2 ~ 3 回に分けてやると、効率が良いですよ。


酸素系漂白剤の量ですが、
私は、62L (リットル) のお湯に対して、酸素系漂白剤 1 袋 (750g)
使いました。


このとき、酸素系漂白剤を直接洗濯槽に入れると、
かき混ぜられず、ちゃんと溶けているかが分かりにくくなります。

しっかりお湯に溶けてこそ、汚れを浮かせる効果が発揮されるので、
面倒でも、小分けにして溶かすことをオススメします!






4.「洗い」コースのみで 5~6分洗濯機を回します


酸素系漂白剤を、洗濯槽全体に行きわたらせるために、
洗いコースのみに設定して、洗濯機を回します。

※脱水でお湯が流れてしまっては意味がないので、必ず「洗いコースのみ」です!
 

洗いが終わった後、汚れなどが浮いていれば、
ゴミすくいネットで、軽く取り除いておきます。





5. そのまま2~3時間放置します


この間に、活性酸素が洗濯槽にこびりついたカビ汚れを、
分解してくれます!






6. フタをあけてカビ汚れをゴミすくいネットで取り除きます


2~3時間経ったら、洗濯槽のフタを開けて、
浮いた汚れをすくい取ります。


どれだけ汚れていたのか、
見るのが怖いような、なんとなく楽しみなような、
そんな気持ちが入り混じる瞬間 ――――


で、どうだったかと言うと・・・




ごっそり剥がれ落ちたカビ汚れが、プカプカ~・・|д゚)

IMG_20151211_094340




ちょっと見苦しい写真ですが、
ゴミすくいネットですくいあげたのが、こちら↓
(気持ち悪いので、画像小さくしてます。)

IMG_20151211_094525

こんなドロドロ汚れが、いっぱいこびりついた洗濯機で、
下着や洋服を洗っているのかと思うと、ちょっと背筋が凍る思いですね・・。







7. もう一度「洗い」コースのみで 5~6分洗濯機を回して 約2時間放置します


さて、水面に浮いた汚れをきれいに取り除いたら、
4、5、6 の工程をもう一度繰り返します

放置時間は約 2 時間。


ここで、まだしつこく汚れがたくさん浮いてくる場合は、
もう1回、繰り返した方がいいと思います。

水流の刺激で、
槽にこびりついた頑固な汚れを、どんどん剥がしてくれますよ。





8. 洗いから脱水までを行います


ここでやっと、いったん洗濯槽を空にします!
洗い ~ すすぎ ~ 排水 ~ 脱水までを一通り行います。


脱水の遠心力で剥がれた細かい汚れが、
洗濯槽の底に溜まっていることがあるので、
濡れ雑巾などで丁寧に拭き取ります。






9. 最後の仕上げ!ホコリ取りネットを付けて 全コースで洗います


IMG_20151211_184603

いよいよ仕上げです!


洗濯槽にホコリ取りネットを取りつけ、最後にもう一度きれいな水で、
洗い ~ すすぎ ~ 排水 ~ 脱水の全コースを行います。


しぶとく残った洗濯槽の汚れも、
ホコリ取りネットが、キャッチしてくれます。





10.終了!スッキリきれいになりました


IMG_20151211_193801


洗濯槽の穴の中の掃除なので、
ビフォーアフターで比較できないのが残念ですが、
取れたドロドロ汚れの量をみれば、キレイになった実感があります。




さいごに

お風呂の天井カビ掃除の時にもお世話になりましたが、
今回も活躍してくれました、酸素系漂白剤

塩素系漂白剤特有の、あのツンとするイヤな臭いもなく、
快適に作業ができるのはもちろん、
汚れもシッカリ落ちるので、本当におすすめです!!



もうナチュラル掃除ライフに、なくてはならない存在です(*^_^*)


洗濯槽をキレイにして、違いを実感するのは、
なんといっても洗濯物の仕上がり

生乾きの洗濯物の臭いがなくなったり、
白い洋服が、くすみのない白色に洗いあがるんですよ!


というのも、
洗濯槽のカビ汚れが、雑菌の繁殖や色素沈着となって、
生乾きの臭いや、洗濯物のくすみの原因になっているからです。


時間は取られちゃいますが、作業的には、
酸素系漂白剤を入れるのと、浮いた汚れを取ることくらい。
放置している時間は、他の場所の掃除にも充てられます。


洗濯機をきれいにして、清潔な洋服で新年を迎えましょう♪


【PR広告】




おすすめの記事