赤ちゃんに音楽、聞かせていますか?
お腹の赤ちゃんにクラシックを聴かせると良いとか、
また最近では、“未熟児の赤ちゃんに音楽を聴かせるとよく眠るようになる”
という研究結果も発表されたことなど、
赤ちゃんと音楽のつながりは深そうですよね。
今回は、
- 赤ちゃんに音楽を聴かせることは脳にいいの?
- 聴かせるなら、どんな音楽がいい?
- 寝るときにもかけて大丈夫?
など、赤ちゃんに聞かせる音楽についてのあれこれをまとめました。
我が家では、坊が 0 歳の赤ちゃんだった頃から、
音楽(主にクラシックや子守唄)を生活の一部に取り入れています。
ここでは、音楽の選び方やおすすめの子守唄はもちろん、
坊の成長につれての音楽への反応、音楽があったからこそ助けられたことなども、
綴っていきたいと思います。
赤ちゃんに聞かせる音楽!脳に良いって言うけど本当?
赤ちゃんに聞かせると良いといわれる「音楽」というのは、実は 生演奏のこと。
冒頭の、未熟児の赤ちゃんに聞かせるとよく眠るようになる、
というお話も、「生演奏」を聞かせたものです。
これは、オーケストラをはじめ、
ピアノやバイオリン、ギターなどの生演奏から出る周波数が、
人間が心地良く感じる・リラックスできる音と一致するためだと、言われています。
生の音から出る周波数は、
CDコンポやスマホなどの機械から出る周波数よりも、
脳にとてもいい影響や刺激を与えてくれるのです。
なので、ベビーコンサートや親子コンサートなど、
生演奏が聴けるチャンスがあれば、ぜひ積極的に足を運びたいもの!
・・ただ、楽器を演奏するお仕事や趣味でもない限り、
毎日子供に生演奏を聴かせるのは、現実的ではありませんね(^^ゞ
実は、生演奏を聴かせるほどの効果でないにしても、
音楽を生活の中に取り入れるメリットはあるんです。
そこで次に、
家庭で音楽とふれあう方法について、まとめてみました。
赤ちゃんと音楽!家庭でのおすすめのふれあい方
1. 音楽は楽器の音色がよく聞きとれるものを選ぶ
赤ちゃんや小さい子供は、
美しい楽器の音色、そして調和のとれた音楽を好むと言われています。
例えば、楽器ならピアノ、オルゴール、オカリナなど。
音楽なら、クラシック。
家庭の場合、必ずしも生演奏でなくても構いません。
CDでも大丈夫!
この時、できるだけお母さんの好きな曲を選びます。
というのも、お母さんが音楽を聴きながら、
リラックスしているかどうかは、赤ちゃんに伝わるからです。
2. 生活のメリハリをつけて音楽をかける
例えば、寝る前の音楽を決めておくこと。
夜おやすみ前には、いつも同じ音楽をかける。
これを毎日繰り返すことで、赤ちゃんは、
「この曲が流れたら、おやすみの時間だ!」と理解してくれるようになります。
生まれたばかりの赤ちゃんは、まだ体内時計が整っていません。
1日の流れを、お母さんがリードして習慣をつけてあげることで、
赤ちゃんも、とっても安心して過ごすことができます。
結果的に、
お母さんも赤ちゃんも、とっても楽になるというわけですね♪
ちなみに私は、
坊がまだ赤ちゃんだった頃 ( 0 歳)、
- ブラームスの子守唄( ♪ ねむれーよあーこ なーをーめぐーりーて ♪ )
- シューベルトの子守唄( ♪ ねーむれー ねーむれー ははのーむーねーに ♪ )
をおやすみの音楽として、かけていました。
毎日かけていると、さすがに私も歌詞がすっかり頭に入り、
1 歳頃からは、CD なしで私が歌うようになりました。
絵本の読み聞かせを終え、電気を消してふとんに入り、子守唄を歌う・・
この流れはすっかり定着して、坊が寝る前にどれだけ興奮していても、
すとんと眠りに落ちてくれて、なかなか効果があります。
ちなみに、もうすぐ 3 歳になる今も続けてます!
歌う曲は、時期によって変わることもあるのですが、
最終的には、ブラームスとシューベルトに落ち着きます。
3. 赤ちゃんが寝ているときは音楽を消す
大人でも、テレビや音楽をつけっぱなしで寝てしまった時は、
ちゃんと寝た気がしないもの。
静かな環境で眠る方が、やはり脳も体もしっかり休まります。
赤ちゃんが寝た後は、音楽を消す、
もしくは、CDをかけるならリピートせず、ひととおり曲が流れたら、
電源が消えるようにしておくのが良いと思います。
4. その他気を付けること
- 音量を大きくしすぎない
- 長時間かけすぎない
- 赤ちゃんが嫌がっていないのが前提
など、常識的な範囲で赤ちゃんと音楽を楽しみたいですね。
音も、赤ちゃんにとって、成長のための大切な刺激のひとつ。
難しく考えず、赤ちゃんが喜んでいるなら、
それが一番いいということですね(^^)
さいごに
赤ちゃんの脳への影響が、科学的に証明されているのは生演奏とはいえ、たとえ CD でも、お母さんが聴いていて心地よくなる音楽、
そして、お母さんの歌う歌は、赤ちゃんの脳や心に響くもの。
こういう部分で、科学で証明しきれない親子の深い繋がりを感じます。
私は、坊が赤ちゃんの頃から、
クラシックや子守唄、わらべうたを生活に取り入れてきました。
もうすぐ 3 歳になる坊は、
自己主張が強く、思った通りにならないとギャン泣きして手を焼くこともありますが、
そんなときに、ぎゅっとハグして、耳元で坊の好きな歌を歌うと、
落ち着くことも多々あります。
また、遠くで音楽がなっていると、私よりも早く反応して教えてくれたり、
音楽に合わせて、体をリズミカルに動かしたり・・
性格などの関係もあるので、全てが音楽のおかげ!とは言えないけれど、
感受性高く育ってくれているのは、
音楽の影響が、少なからずあると思っています。
ちなみに、おすすめの子守唄で紹介した、
“ブラームスの子守唄”と、“シューベルトの子守唄”は、
「ねんねんよー」という本に付いている CD で覚えました↓
ねんねんよー 子どもにうたってあげるこもりうた
posted with カエレバ
付属の CD には、赤ちゃんでなくても聴いていると眠くなるような、
ゆったりしたメロディーで、とてもきれいな歌声が収録されています。
毎日聴いていると、歌詞もメロディーも自然と覚えるので、
覚えた後は、自分の声で歌うのを断然オススメします!!
生演奏・・ではないにしても、やはりお母さんの声で聴かせてあげるのが、
なによりも子供にとって精神安定剤になっているんだ、ということを、
実際に約 3 年続けてきて、実感しているのです。
今回の記事が、赤ちゃんが生まれたばかりで、
これから、音楽をどう生活に取り入れていこうかな?と、
迷っているお母さんの参考になれば嬉しいです(*^_^*)