出産後はただでさえしんどい時期なのに、そのうえおむつなし育児なんて・・と思われるかもしれません。
でも実は、おむつなし育児は、新生児 ~ 生後半年くらいが一番始めやすいんです。
そこで今回は、新生児 ~ 生後半年頃までの赤ちゃんのおむつなし育児のやり方をまとめました。
この時期のトイレサイン、トイレのタイミング、授乳中のおまるの支え方など、我が家のパターンを例に出しながら、紹介していきたいと思います。
おむつなし育児をなるべく早い時期に始めた方がいい理由も、最後に書きました。
実は私は、帝王切開の傷の治りが悪く、半年間傷みと闘いながらの病院通いだったので、新生児からの おむつなし育児 は、完全にはできていません。
でも、病院以外にはあまり外に出なかったので、逆に取り組みやすかったと思っています。
これからおむつなし育児を始めようと考えている、お母さんの参考になれば嬉しいです!
おむつなし育児の方法!新生児 ~ 生後半年頃
まずは、新生児 ~ 生後半年頃までの、おしっこ・うんちを見極めるサインと、おまるに座るタイミングについてです。
トイレ ( 排泄 ) サイン
- ぐずる
- 泣く
- 落ち着きがない ( もぞもぞしている )
- 足を上げてジタバタさせる
- おならをする
- いきみ始める
- ( 寝返りをうてるようになったら ) 寝返りを打つとき
など。
坊が新生児の頃は、布・紙おむつも併用していたので、
こういうサインが出たら、おむつのチェックをして、余裕があればおまるに座らせていました。
(明らかにお腹が空いている時や、グズリが続くとき以外)
これをしばらく続けていると、
なんとなくサインが分かるというか、 “ 感じる ” ようになったのです。
坊の場合は、落ち着きがなくなり、足をじたばたさせて泣きます。
それも、ワーワー泣き続けるのではなくて、短く泣くという感じ。
その後「おしっこ」でした。
もちろん、いつもうまくいったわけではなく、待てど待てど出なかったり、
諦めて服を着せようとしたときに、出てきたことももちろんありました。
でも、排泄のサインを感じられるようになってからは、
赤ちゃんの泣き方、顔色で、今何をしたいのか・してほしいのかが、
だいたい分かるようになり、「おむつなし育児、楽しい!」と思える余裕がでてきました。
トイレ ( 排泄 ) タイミング
赤ちゃんのトイレサインを見極めるのとは違い、こちらは、いつやるのかがハッキリしているので、取り組みやすいです。
まずは、このタイミングで、赤ちゃんをおまるに座らせてあげましょう:
- 朝起きてすぐ
- 授乳前
- 授乳中
- 授乳後
- 外から家に帰ってきた時
- おふろの前
など。
赤ちゃんは、深い眠りの時には、ほぼ排泄をしません。
寝返りをうてる月齢なら、寝返りをうった後、
もしくは、目が覚めてからが出やすいタイミングです。
なので、おむつなし育児では、
朝起きたら、すぐにおまるに座らせてあげるのは基本!
赤ちゃんの機嫌さえよければ、できるだけ長く待ちましょう。
「朝起きたらまずおまる」を、数週間続けるうちに、
おまるに座ってから、おしっこやウンチをする確率が増えてくるはずです。
坊の場合は、最初は夜中に起きるたびにおしっこをしていたのが、
徐々に量も回数も減ってきました。
夜中のおしっこがほとんどなくなってからは、朝の 5 時ごろに起き、
1 時間の間に数回、さらに 1 回のおしっこの量が多くなりました。
授乳前~授乳中~授乳後の流れ
授乳の前・中・後は、排泄の確率が最も高いです。特に新生児は、高確率で授乳中にウンチがでてきます。
これは、おっぱいを飲んでいる間、
赤ちゃんはリラックスしていて、腸が緩むから。
また、母乳が入ってくることで、
もともと腸に溜まっていたものが、押し出されてくるためでもあります。
そこで私は、
おっぱいを飲んでいる間は、赤ちゃんも落ち着いているので、
「おまるしたまま授乳」をしていました。
「おまるしたまま授乳」のやり方
- 授乳前に赤ちゃんをおまるに座らせて、しばらく待ちます。 お腹が空きすぎて赤ちゃんがグズっている場合は、すぐ授乳に入ります。
- 赤ちゃんのズボンを脱がせて、おっぱいを吸わせたら、
おまるを赤ちゃんのお尻の下に置き、自分の太ももで支えるようにして固定します。
男の子の赤ちゃんの場合は、男性器の上にタオルなどを載せます。 - 授乳が終わったら、そのままおまるに座らせてしばらく待ちます。
ポジショニングは、こちらの動画が参考になります:
https://youtu.be/Ds-Y-9vz_ug?t=49s
寒い時期には、
赤ちゃんの上にフリースなどのブランケットをかけてあげると、安心ですね。
おまるに座る時には、
いつでも必ず「シー、シー」「ウン、ウン」などの声をかけます。
おしっこしていいよ、ウンチしていいよの言葉がけです。
これは、のちに赤ちゃんが自分からおしっこやウンチを知らせるときの、
お知らせ言葉になるので、とっても大切な習慣なんです(^O^)
坊の時は、たいてい授乳中にウンチ、
授乳のあと数分後におしっこが出て、さらに 10 ~ 15 分後にもう一度ウンチかおしっこが出ました。
赤ちゃんによって、タイミングは違うので、
最初の数週間は、おしっこやウンチが出たときの前後の状況・環境などを、
紙に書くことをしばらく続けると、だんだん読めてくるのでおススメです☝
また、授乳中に使うおまるですが、私は軽くて持ち運びも楽な、
プラスチック製のコンパクトおまるを使っていました⇩
コンパクトで軽くて授乳の時に楽、持ち運びが簡単ということで、
プラスチック製を選んだのですが、
自分でおすわりができるようになる頃 ~ トイレの便座に移行するまでの間も使うことを考えれば、
断然、ホーロー製おまるがオススメです。
座った時にヒヤッとなるのがかわいそうかな?と思って、
はじめは用意していなかったのですが、自分でおすわりできるようになってからは、
結局、安定感のいいホーローおまるに落ち着きました。
それだったら、最初からホーローおまるで良かったな・・なんて(^^ゞ
おむつなし育児!なるべく早いうちに始めるのがいい理由
生まれてすぐの赤ちゃんは皆、「清潔でいたい欲求」を持っています。“ 体をきれいな状態で保っていたい! ” という自然な欲求です。
人間だけでなく、動物だってそうですよね。
だから、赤ちゃんはオムツが濡れると泣きます。
「気持ち悪いよ~!」って訴えているのです。
でも、紙おむつなどで、オムツがパンパンになるまで換えないでいると、
数回の排泄をパスすることになり、赤ちゃんは欲求を無視されたと感じます。
それでも、赤ちゃんはお父さん・お母さんが大好きなので、
それに適応しようとして、おしっこやウンチはちゃんとおむつの中でするようになり、
おしりが汚れて気持ち悪くても、次第に何も言わないようになっていくのです。
そうなると、いずれやってくるトイレトレーニングがとても大変になります!!
子供からすると、
「おむつの中でおしっことウンチしろって言っておいて、
突然トイレでしろだって!?
じゃぁ、なんで最初からそう教えてくれないの!」
となるわけです。
赤ちゃんだって、おしりはいつも清潔に保ちたい。
おむつなし育児は、排泄を自然な形で行えるように助ける、自然な育児法なんです。
ただ、今は自分や義理の両親と離れて暮らすなどで、
出産後に手伝ってくれる家族が、近くにいないこともありますよね。
出産は母体に大きな負担をかかるので、
出産後しばらくは、やはり体を休めることを優先した方がいいです。
でも、体調が戻ってきたら、そして赤ちゃんのいる生活に少しずつ慣れて来たら、
なるべく早く、おむつなし育児を始めてほしいなと思います。
その方が、最終的に本当に楽になりますよ!
もし、おむつなし育児に関して、何か気になることや質問がありましたら、
お気軽にメッセージくださいね。
私にわかる範囲で、喜んでお応えさせていただきます(*^^*)