一度よそでお菓子をもらってから、味をしめたようで、
家でも「お菓子!」「お菓子!」のオンパレード・・・┐(´-`)┌


子供が小さいうちは、自分がお菓子を与えないようにすれば済んでたけど、
大きくなって、世の中のことが分かるようになってくると、
そうもいかなくなってきますよね!

友達が食べていたりすると、欲しい!食べたい!と思うのは当然。
でもだからといって、欲しがるままあげるわけにもいかないし・・・


そもそもお菓子って、どうして良くないんだろう?
食べ続けると、どんな影響があるのだろう?


なんて、改めて疑問に思ったことはありませんか?


今回は、

  • お菓子が子供に与える影響
  • 子供の健康のために、親の私たちができること

について、まとめました!



この記事はきっと、
お子さんとお菓子とを、上手に付き合わせるきっかけになるはずです(^^)









お菓子が子供に与える影響は?知らなかったでは済まない!

ここで言う、お菓子というのは、

  • キャラメル
  • キャンディー(飴)
  • チョコレート
  • カステラ
  • ケーキ
  • シュークリーム

など、砂糖がたっぷり使われる“カタカナお菓子”のことです。
これらは、いわば砂糖の塊でできているようなもの・・・。


一体、どんな影響があるのでしょうか。



お菓子が子供に与える4つの悪影響

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  1. 虫歯・肥満になる
  2. 成長に必要な栄養が不足する
  3. 元気がなくなる
  4. 糖尿病になる可能性


ひとつひとつ、詳しくみていきましょう!



1.虫歯・肥満になる


これは、もう言わなくても分かりますね・・(^^;
子供だけでなく、大人も癖になる甘みの代表「砂糖」は、虫歯の大敵。


料理の味付けにつかう砂糖は、比較的影響は少ないのですが、
歯にくっつきやすいキャラメルやキャンディー、カステラなどを間食として食べると、
虫歯になりやすいことが、分かっています。


そして、砂糖を口にする回数が多いほど、虫歯になるチャンスも増えてしまいます!
なので、お菓子のだらだら食べは、特に注意しないといけません。



また、今では小学生の10人に1人が肥満だと言われています。

小さいころから、甘いお菓子や砂糖の味に慣らされていくと、
無意識のうちに、もっと甘いものへとエスカレートすることに・・・

そうなる前に、大人がコントロールしてあげたいものですね。


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2.成長に必要な栄養が不足する


砂糖は体内で吸収されると、それを代謝するために、
ビタミンやミネラルが必要になります。

砂糖や油がたっぷり含まれているお菓子には、それらの栄養素が含まれていないので、
もともと体内にある栄養素が、使われることに!


お菓子ばかり食べていると、砂糖を分解するために、
骨や歯に含まれている、カルシウムやミネラル分が使われて、
骨折などが起こりやすくなってしまうのです。





3.元気がなくなる


お菓子の食べすぎは、子供から元気を奪います
これは砂糖のとりすぎで、低血糖の状態を招いているから。


低血糖(ていけっとう)というのは、血液中のブドウ糖が異常に減っている状態のこと。


私たちは、疲れると甘いものが欲しくなりますが、
これは、「ブドウ糖が減ってるから補充して~っ!」という体からのサイン。


糖分を摂ることで、低血糖を防ぐように出来ていますが、
ここで甘いお菓子を食べると、血糖値が急にグン!とあがります。


普通は、ここでインシュリンが分泌されて、血糖値を正常な状態に戻そうとします。

でも、お菓子を食べ続けることで、必要がないのにインシュリンが分泌されたり、
逆にインシュリンを出し過ぎたりして、低血糖の状態が続くようになるのです。



低血糖体質の子供の特徴は、

  • いつもボーっとしている
  • 無気力
  • 集中力がない
  • 落ち着きがない


子供時代には、体をいっぱい動かして遊びながら、
様々な経験を積んでいくことが必要なのに、
その元気が沸いてこないのでは、悲しいですよね・・。



さらに、体は低血糖の状態から脱しようと、
脳がアドレナリンというホルモンを出して、血糖値をあげようとします。


このアドレナリンは、別名「攻撃ホルモン」と呼ばれていて、
その名の通り、イライラしたり怒りっぽくなります!


普段ボーっとしているのに、キレやすい。
お腹が空いたときに怒りっぽくなるのは、典型的な症状。

最近、すぐにキレる子供が増えてきているのも、
低血糖が招いていることなのです。


※ちなみに、お腹が空いたときに、
甘いお菓子ではなく、ご飯やイモ類などの穀物をよく噛んでゆっくり食べると、
血糖値が緩やかに上がるので、低血糖になるのを防ぎますよ(^^)






4.糖尿病になる可能性


低血糖は、インシュリンの働きすぎで起こりますが、
甘いお菓子を食べ続けて、次から次へと体に糖分を取り込むと、
インシュリンの調節機能が、麻痺することがあります。


そうすると、ブドウ糖はどんどん血液に流れていって、
血糖値が上がり、糖尿病になってしまうのです!



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お菓子が良くないというのは、なんとなく分かっているものですが、
これだけ子供の健康を蝕んでしまう危険があるのを知ると、
ちょっと怖くなってしまいますよね・・(>_<)


でも、お菓子の誘惑はこれからも続くし、
友達の家に遊びに行った時には必ず出てくるし、避けては通れません。
そもそも、お菓子との付き合いを完全に断つというのは、無理な話。


第一、自分だってお菓子食べるのに、
子供には禁止だなんて、都合がよすぎますよね(^^ゞ



では、どんな風に子供にお菓子をあげればいいの?ということで、
次は、親の私たちができることについてみていきましょう!






子供の健康を守る!親の私たちができることは?

食べて良いものを用意しておく


「お菓子ばっかり食べて困るわ~」と言いながら、そんなお菓子を買ってくるのは、
お母さん(^^;

目につくと食べたくなるのは当然です。


食べさせたくないものは、家に置かないのが一番!
そして、食べさせたいもの(食べてもいいもの)を用意しておきましょう。


お腹がすいた時に、我慢しないといけないほど、子供にとって辛いことはありません。
子供は、間食が必要です。

美味しくて、かつお腹がきちんと満たされるものを、用意してあげれば大丈夫(^^)


ちなみに、できればお菓子ではなく、おやつを食べる習慣にするのが理想です。
理想的なおやつについては、
幼児期のおやつの与え方!理想的なおやつも紹介♪
の記事で詳しく紹介しているので、参考にしてみてくださいね(^^)





何でも言える親子関係を築く


ただやみくもにお菓子を禁止するだけでは、
たとえ食べたいものがあったとしても、言えなくなったり、
場合によっては、親に隠れて食べることにもなりかねません。


「友達の家で食べたお菓子が、すごく美味しかった!
・・また食べたいけど、お母さんに食べたいって言っても、きっとダメって言われるし。
分かってくれないから、言わないでおこう。」


そんな我慢が続くと、いつか反動がきて、
お友達の家で、お菓子が出てきたらここぞとばかりに食べるようになったり、
お菓子に対して、執着心を持つようになる子もいます。


本音を言える関係を築くことで、「あのお菓子が食べたい」と言ってくれるので、
親の私たちも、対応を考えることができます。


あれもダメ、これもダメではなく、
子どもを信じて条件をつけたり、ルールを決めることで、
うまくいくパターンが多いですよ。


ルールについては、次に紹介していきますね(^^)





ルールを作る


欲しがるだけお菓子を与えれば、依存してしまうし、
あげなければ、子供にとってストレスになります。


全く与えないのではなく、与える量をコントロールすることが、
子供の健康を守る上での、親の使命。


そこで、
お菓子を食べるときの、家庭内ルールを作ってみましょう!


例えば、我が家の場合は、

  • お菓子は、ご飯を食べた後
  • お菓子を食べた後は、必ず歯磨き
  • お友達が遊びに来る日は特別
  • 旅行やお出かけの時は特別

にようにしています。


それぞれ家庭の事情に合わせてルールを作って、
禁止ではなく、こんな時には食べられる、ということを、
子供に分かってもらえればいいのです(^_-)-☆


一番よくないパターンは、
昨日はよかったのに今日はダメ、なんていう、
大人の気分的な理由で、あげたりあげなかったりすること。


どんな時に、もしくはどうすれば食べられるのかが分からず、
子供は戸惑ってしまいます。

子供は、きちんと向き合って話し合えば、絶対に理解してくれる存在ですよ(^^)




さいごに

いかがでしたか?

今の時代、ひとたび外に出ると、お菓子の誘惑があちこちに・・・。

切っても切り離せないからこそ、
親の私たちが、子供の食べるお菓子や食べ方を上手に誘導していく必要があると思います。


子供の健康を守るために・・早速、始めていきましょう!

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