昨今の健康ブームから、
普段の食生活に雑穀を積極的に取り入れる人が、増えてきました。
そんな中、雑穀に関心を持っているなら、
必ず耳にしたことがある、キヌア。
実はこのキヌア、その栄養価の高さから
欧米やヨーロッパでは、スーパーフードなんて言われているんです!
そんな代名詞がつくなんて、どんなにスゴイの!?ということで、
今回は、そんなキヌアの全貌に、迫りたいと思います。
栄養素については、白米と比較したものをまとめましたので、
そのバランスの良さがよく分かりますよ(^^)
私も、普段何気なく食べていた雑穀ごはんですが、
キヌアの素晴らしさを知ってからは、ご飯に混ぜるだけではなく、
サラダやスープ、おかずにも取り入れるようになりました。
健康にうるさいあなたなら、早速今日から、キヌアが食べたくなるはずです♪
キヌアとは?
キヌアは、標高3000m以上のアンデス高地で、
6000年も前から栽培されている、アカザ科の植物。
日本では、疑似穀物として、雑穀に分類されています。
キヌアは、インカ時代の当時の人たちの主要な栄養源で、
「穀物の母」と呼ばれていたほど。
今でも、ペルーやボリビアの高原で栽培されていて、
アンデス地方に住む人たちの、重要な食料となっています。
キヌアは、乾燥した状態では、約1~2mmほどの黄色い小さな粒ですが、
炊くと約2倍に膨らみ、透き通ったような黄土色に変わります。
また、発芽しているかのように、ヒゲのようなものがピンと出てくるのが特徴です。
最近では、その高い栄養素に注目され、
欧米やヨーロッパでは、健康食品として普段の食卓にも、積極的に取り入れられるように。
また、ベジタリアンやベーガンの人たち、そして、
食物アレルギーを持つ人たちの、貴重な栄養源となっています。
では早速、スーパーフード「キヌア」の気になる栄養素を、見てみましょう。
栄養価の高さがよく分かるよう、「白米」と比較しました。
※数値については、
キヌアは私が使っているもの(ボリビア産)の、パッケージに書かれている栄養成分表から、
白米は、五訂日本食品標準成分表を参照しました。
キヌアの栄養素は?白米と比較するとそのスゴさがハッキリ!
【キヌア・白米とも、加熱前100gあたり】カロリー | 365kcal | 356kcal |
たんぱく質 | 12.2g | 6.1g |
炭水化物 | 62.4g | 77.1g |
脂質 | 5.9g | 0.9g |
食物繊維 | 6.9g | 0.5g |
【ビタミン】
ビタミンC | 4mg | ― |
ビタミンB1 | 0.17 mg | 0.08mg |
ビタミンB2 | 0.35 mg | 0.02mg |
【ミネラル(無機質)】
ナトリウム | 5mg | 1mg |
鉄分 | 8mg | 0.8mg |
亜鉛 | 2.5g | 1.4mg |
マグネシウム | 276mg | 23mg |
カリウム | 804mg | 88mg |
カルシウム | 80mg | 5mg |
リン | 330mg | 94mg |
キヌアは、私たちの主食である白米と比べても、
タンパク質や食物繊維、ビタミンやミネラルが、豊富に含まれていることが、
よく分かりますね!
また、体内では作れず、外からしか摂取できない、
必須アミノ酸が含まれていることも、魅力的です。
こんなに素晴らしいキヌアですが、
残念ながら、まだあまり世間に浸透されていないので、
スーパーなどでは手に入りません・・(p_-)
キヌアが手に入る場所は、私の経験からですが、
- 健康食品を扱っているお店
- 道の駅
- ネットショップ
この3ヶ所で手に入ります。
ただ、どのお店でも置いてあるわけではないので、ネットショップが確実です。
初めてで、まずは味見してみたい!という場合も、
少量から購入できるので、便利ですよ(^^)
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キヌアが手に入ったら、早速、炊いてみましょう!
美味しい炊き方については、
別記事:キヌアの美味しい炊き方!お鍋で簡単ふっくらのコツは?で紹介していますので、参考にしてくださいね♪
さいごに
プチプチの食感が楽しく、他の雑穀と比べるとクセが少ないので、お料理にも使いやすいキヌア。
我が家では、キヌアをメインにしたサラダやスープの他、
白米と一緒に炊いたり、コロッケやトンカツの衣に混ぜたりなどサブ的に使ったりと、
なにかと毎日登場しています(^^)
あなたもぜひ、キヌアを食生活に取り入れてみてくださいね。