寒くなってくると、
ほっこり体が温まる鍋料理が食べたくなりますよね!
材料を切って入れるだけ、という手軽さに加えて、
家族で一つの鍋を囲んで、賑やかなひとときを過ごせる家庭料理ですもの。
毎週末は鍋!なんてご家庭もあるのでは?(*^_^*)
ところで、鍋の具材ですが、
もしかして、食べたいものを片っ端から入れていませんか?
実は、具材を入れる順番を、知っているのと知らないのでは、
鍋の美味しさが全然違ってくるんですよ。
今回は、
美味しい鍋料理にするための具材を入れる順番についてまとめました。
今年の冬は、家族を笑顔にする「鍋奉行」、間違いナシです♪
鍋の具材!入れる順番しだいで鍋がもっと美味しくなる!
では早速、具材を準備していきましょう。今日は、寄せ鍋!
だしの味がしっかりしみ込んだお肉と野菜がたっぷり摂れて、
心も体も大満足ですよね。
我が家で寄せ鍋をするときに用意する具材は、
こんな感じです:
- 豚肉
- 大根
- にんじん
- ごぼう
- しらたき
- 長ネギ
- 豆腐(絹)
- しいたけ
- 春菊
- もやし
では早速、入れる順番です。
美味しい寄せ鍋具材の入れる順番
- 白菜の芯部分、大根、にんじん、しらたき、ごぼうを鍋に入れて、火をつけます。
- だしが温まってきたら、しいたけを入れます。
- 沸騰してきたら、豚肉を入れます。
- アクを取ります。 お肉からアクが出てくるので、丁寧に取り除いてくださいね。
- 白菜の葉部分、長ネギ、春菊、もやし、豆腐を入れて、火を弱めます。
- 完成♪
まず、火が通るのに時間がかかる固い野菜や、
だしの味をしっかりしみ込ませたいものを、入れてから火を付けます。
だしがフツフツとして温まってきたところで、
次に、適度に火を通して食べたいものを入れます。
しいたけなどの、きのこ類は、
火が通りすぎるとドロドロになってしまうので、このタイミングがベスト!
ちなみに、しめじやえのきを入れる場合もココですよ。
だしが沸騰してきたら、いよいよお肉の出番!
お鍋の中で、一番火力が強そうな場所にあるお野菜を、
菜箸で少し寄せてお肉を入れます。
火を通しすぎるとドロドロになりやすいものや崩れやすいもの、
シャキシャキ感など、食感を楽しみたい野菜を、最後に入れていきます。
最初に入れた野菜も、この頃にはやわらかくなって、
かさが減ってくるので、たっぷり入れられますよ。
最後に入れたお野菜が、しんなりしてきたら完成です☆
どの具材も、一番の食べ頃に仕上がっているので、
何から食べても美味しい!
火力は、鍋の中の具材がなくなるまで、一番の弱火でキープです。
美味しい鍋を楽しむための豆知識2つ!
ここで、知っていると得をする、美味しい鍋を楽しむための豆知識です。
1. お肉は 沸騰してから入れる!
お肉は、しっかり火を通した方がいいから先に入れるんじゃないの?
と思うかもしれませんが、沸騰してから入れるのがオススメ!
その理由は、
- お肉を初めから入れると、鍋底にくっ付きやすくなる
- お鍋の中での滞在時間が長くなると、お肉が固くなってしまう
から。
ある程度、具材がすでに入っている状態で、
お肉を鍋の中で泳がせるようにしながら火を通していくと、
鍋底にくっつきにくくなります。
底にへばりついたお肉を、お箸で無理やり剥がしてバラバラになったり、
鍋底に沈んだお肉を見つけた時には、カチンカチンに固くなってた(T_T)
なんて悲しいことも、なくなります。
お肉がお鍋の表面近くにあることで、火の通りも確かめやすいし、
ベストタイミングでいただくことが出来るというわけです。
途中でお肉を足す場合も、必ずだしを煮立たせてから入れる
のが、ポイントですよ!
2. 豆腐は 木綿か絹かで 入れるタイミングが違う!
具材を入れる順番では、絹豆腐として紹介しましたが、
家族は木綿豆腐の方が好き!って場合もありますよね。
絹豆腐は、崩れやすいのと、やわらかい食感が醍醐味なので、
火を軽く通す程度でいただくのが美味しいです。
その反面、木綿豆腐は、
だしの味をしみこませた方が、断然美味しい!
なので、白菜の芯部分などと一緒に、
一番最初にお鍋に入れるのがオススメです。
- 木綿豆腐 → 最初に入れる
- 絹豆腐 → 食べる直前
さいごに
我が家では、冬になると家族のリクエストもあって、1週間に1回は、鍋料理が登場します。
やはり、お手軽でありながら (主婦の味方( *´艸`))、
野菜がたっぷり摂れて、体もポカポカ温まる!っていうのが嬉しい!
鍋をするなら、家族に美味しいタイミングで食べてほしいし、
最後まで美味しく食べてもらいたいですよね。
そんな時には、
今回の具材の入れる順番を、ぜひ参考にしてみてくださいね。