子供って、どうしてこういつも靴を汚してくるんでしょうか・・(;´∀`)

わざとぬかるみの中に入っていったり、
どんな遊びしたらここまで汚れるの!?ってくらい、
靴だけじゃなくズボンまで真っ黒にしてきたり。

・・坊もよく、運動靴をこんな状態にしてくれます💦
IMG_20160428_104728
※クリックで拡大します。


でもね、私はもう驚きません。
大人みたいに汚れないように歩け、走れなんて言っても無駄ですもの。

それに、どんなに真っ黒になろうが泥まみれになろうが、
正しく洗えば、新品のように (・・とまではいかなくても !? )、
真っ白になるので、気にならないのです♬

IMG_20160504_194347
※クリックで拡大します。



そこで今回は、運動靴の正しい洗い方についてです。

頑固な泥汚れ&真っ黒になった靴、
きれいにするために、洗濯洗剤や台所用の洗剤を使ってませんか?
靴用の専用クリーナーをわざわざ買ってませんか?

それらを使わなくても、スパッと綺麗になる、
・・いえ、それ以上にスッキリきれいになる洗い方があるんですよ♪

  • 布製
  • キャンバス地
  • メッシュ生地などの合成樹脂

の靴であれば、この洗い方ができます。
子供が汚してきた時のビックリ以上の、驚きがありますよ。

※革製などのデリケートな靴は、この方法では洗えませんので、
 靴の素材に気を付けてくださいね。







運動靴の洗い方!頑固な泥汚れ・真っ黒の靴もこれでスッキリ♪

準備するもの

  • 石けん
  • 靴ブラシ、歯ブラシ
  • バケツ・桶などの容器


合成洗剤や靴専用クリーナーを、わざわざ買う必要はありません!
家にある、

普通の純固形石鹸!

sekken

を使います!


早速、手順を説明していきますね。


運動靴の洗い方

1. 靴の中敷き (インソール) は取り出し 紐靴はひもも外します






2. 靴ブラシで 泥汚れを落とします


いきなり水にぬらさず、
まず乾いた状態で、靴ブラシを使って泥汚れを落とします。

泥は水に溶けにくいので、水を溜めた桶などにそのまま靴を入れると、
汚れていない部分まで、汚くなってしまいます。

靴の繊維に入りこんだ泥をかき落とすイメージで、ブラッシングします。





3. 30 ~ 40 ℃くらいのお湯を桶に溜めて 靴を浸します


水は冷たすぎると汚れが落ちにくく、
熱すぎると色落ちの原因になるので、30 ~ 40 ℃が理想です。

浸す時間は、靴にだいたい水が浸透すれば OK ですが、
何日も汚れた状態で放置した靴の場合は、
30分くらい浸しておいた方が、いいかもしれません。

靴紐も同じように、浸しておきます。





4. 靴ブラシを濡らして石けんをつけ 汚れ部分を擦ります


靴底などのゴム部分はガシガシ擦ると、気持ち良いくらいよく落ちます。

布地やキャンバス地は、ガシガシ擦ると素材を痛めてしまうので、
力を抜いてやさしく洗います。

靴ひもも、石けんをつけたブラシで擦ると、スッキリしますよ!





5. 細かい部分には 歯ブラシを使って磨くと◎


靴底と靴の隙間部分、デザインの入り組んだ細かいところ、
メッシュ部分に入り込んだ汚れには、使い古した歯ブラシを使うと洗いやすいです。

同じく、石鹸をつけて磨いていきます。





6. ぬるま湯で石けんを洗い流します


石けん成分が残っていると、ぬめりや色落ちの原因になるので、
よく洗い流します。





7. 水気を切った後 使い古しのタオルなどで水気を拭き取ります


タオルで靴を包んで、ポンポンと軽くたたくようにして、
水気を軽く取ります。

靴の形が崩れないように、やさしく。

靴をしばらく持ち上げて、ぽたぽた水滴が落ちてこなければ OK です。





8. 靴の中に新聞紙を詰め 風通しのいい場所で陰干しします


新聞紙をくしゃくしゃにして、靴の中に詰めていきます。
これは、型崩れ防止の目的でもあります。

形を整えたら、
1日分くらいの厚さの新聞紙の上に載せておきます。

レンガがあれば、レンガの上に置くのもオススメです!
水分を吸収してくれるので、乾きやすくなりますよ。

壁に立てかけると、乾き方にムラができたり、
靴の形が変形することがあるので、注意してくださいね。


2~3時間後に、靴の中の新聞紙を一度換えておきます。





注意すること

  1. 靴を洗う時は水かぬるま湯で!
  2. 熱いお湯は色落ちの原因になります。


  3. 衣類用の洗剤を使わない
  4. どれくらいの洗剤の量を使えばいいのか分かりづらい上に、
    入れすぎた場合、すすぎに時間がかかります。
    すすぎが甘いと、ヌメリの原因になってしまいます。

    その点、石けんは泡切れが良いので、扱いやすいですよ。


  5. 直射日光で乾かすのは✕
  6. 直射日光下は、早く乾くし殺菌効果もあるのですが、色あせの原因に。
    風通しのいい、日陰干しがおすすめです。




本当に感動するほど、有能な石けん。

石けんというと、色んなエキスや香料などが入ったものが出回ってますが、
(しかも 1 個 1000 円以上するものもありますよね・・^^;)


実のところ、一番汚れ落ちがいいのは、
シンプルに植物油脂だけでできた純石けん




私は靴以外にも、靴下の汚れや洋服の部分汚れ落としなどにも使ってますが、
2 年近くもっているので、コスパもいいです👍

このままのサイズだと、大きくて使いずらいので、
私は、ナイフで切って使ってます。




さいごに

実はこの洗い方は、私のおばあちゃんがやっていたやり方なんです。


私は小学生時代、学校から帰ってくると、
おばあちゃんがいる畑や田んぼに、よく遊びに行ってました。

田んぼのぬかるみや畑で、走り回るものだから、当然靴は真っ黒。
靴底に泥がへばりついて重くなった、あの感覚・・、
今でもよく覚えています。


そんな時、家に帰るとおばあちゃんはまず、洗濯桶に水を溜め、
靴を石けんで泡まみれにしてました。

真っ黒だった靴が、みるみるうちに真っ白になっていく様子は、
子供心に、魔法のようだなーと思ってました。


正直、今でも、
真っ黒の靴が真っ白になる快感は、病みつきになりますよ(苦笑)


よく子供が靴を泥だらけにしてきて困っているお母さん!
ぜひ参考にしてみてくださいね。



おすすめの記事