い~しや~きいも~ やきいもっ♪

子供の頃、肌寒い夕方の時間になると、
遠くの方から聞こえてきていた、石焼きいも屋台から流れる歌。



焼きいもソングが近づいてきたら、母から急いでお金をもらって、
ジャケットを着るのも忘れて、外へ駆け出す。

ほかほか温かい煙に包まれながら、
屋台のおっちゃんに、焼きいもを袋に入れてもらい、
熱くて左右の手で何度も袋を持ち替えながら、家路へ急ぐ―――



昔は毎日のようにきてくれていた、焼きいものおっちゃん。
最近は、週末の夕方だけとかにしか、見かけなくなってしまいました(U_U)

屋台がまわってこない時に限って、
なんだか無性に食べたくなっちゃうさつまいも!



今回は、そんなときにもすぐにできちゃう、
電子レンジを使って美味しいさつまいもを作る方法を紹介します。


本場・石焼きいも屋台の味には、さすがに及ばないかもしれませんが、
それに限りなく近いホクホクに仕上がるポイントも、まとめました。



さっきの動画で、焼きいもソングを聞いて、
むしょ~にさつまいもが食べたくなっちゃったアナタ!

ぜひ試してみてくださいね♪






電子レンジで作る!美味しいさつまいものふかし方


  1. さつまいもを水で洗って、汚れを落とします。
  2. さつまいも表面の汚れが、だいたい落ちれば大丈夫。
    洗った後、水気は拭き取らなくてOKです。



  3. キッチンペーパーに水をたっぷり含ませて、さつまいもを包みます。
  4. 水が滴り落ちるくらい、たっぷり含ませるのがポイント!



  5. キッチンペーパーで巻いたさつまいもに、さらにラップを巻きます。



  6. それを、さらに新聞紙で包みます。



  7. お皿に割り箸を2本載せ、その上にサツマイモをのせます。
  8. お皿に割り箸を載せて、お皿とさつまいもの間に少し空間ができるようにします。
    こうすることで、電子レンジの電磁波が均一に流れて、
    全体にムラなく火を通すことができます。



  9. さつまいもを載せたお皿を電子レンジに入れて、加熱します。
  10. 加熱時間は、さつまいもの大きさや、電子レンジの出力などによって、
    変わってきます。

    あとの章で、さつまいもの大きさ(g)と加熱時間の目安を紹介していますが、
    小さ目のさつまいも1本 (約150g)なら、200W (ワット)で約8分です。



  11. 竹串やフォークなどで刺して、硬さをチェック!
  12. 軽く押してサクッと突き刺されば、火がしっかり通ってる証拠。
    ホクホクのさつまいもの完成です♪

    まだ固いようなら、2分ごとに追加加熱します。






レンジで美味しいさつまいも!ホクホクに仕上げるポイントは?

1.さつまいもはキッチンペーパー+ラップ+新聞紙の3重巻き!


キッチンペーパーだけ、ラップだけ、新聞紙だけでは、
水分がすぐに蒸発して、パサパサの仕上がりになってしまいます。

キッチンペーパー+ラップの2重巻きでも、充分ホクホクに仕上がりますが、
更に新聞紙で巻いた方が、さつまいもの奥の奥まで蒸気が行きわたって
もっともっとホクホクになります!


巻く順番は、キッチンペーパー → ラップ → 新聞紙を守ってくださいね♪



2.加熱は少ないワット数でできるだけ長時間!


さつまいもの甘味成分の、でんぷん分解酵素アミラーゼは、
低温でゆっくり加熱することで活発になり、甘みが増します。


電子レンジは、手軽に急速加熱できるのがメリットですが、
やっぱりさつまいもは、じっくり加熱した方がホクホクになります。


そこで、
200W程度で、ある程度時間をかけて加熱していくのがポイント。

ワット数が指定できない電子レンジの場合は、弱(低)モードで。
強や高モードで加熱すると、出来上がりが硬くなったり、
水分が抜けてパサパサのさつまいもになっちゃうので、注意です!


さつまいもの大きさと加熱時間の目安は、

  • さつまいも 小1本 (約150g)・・・200Wで 約8分
  • さつまいも 中1本 (約250g)・・・200Wで 約15分
  • さつまいも 大1本 (約420g)・・・200Wで 約25分

です。
ぜひ参考にしてみてくださいね。




さいごに

さつまいもは、お料理に使ってもとっても美味しいですが、
一番旬のおいしさを味わえるのはやっぱり、シンプルにふかしたさつまいも!

この秋、採れたての新鮮なさつまいもが手に入ったら、
ぜひぜひ今回のレシピで、美味しいふかしさつまいもを味わってくださいね♪



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